#2 乃木坂46運営が仕掛けた『アルノ劇場』は、内部分裂した欅坂46を秋元康がオマージュしたか?
妄想込みの推測記事です。エンターテイメントとしてとらえてください。
前書き
よく「ビジネスは時代に合わせて変化するべきだ」と軽々しく言う人がいるが、今回の『アルノ劇場』もその流れで必要な事だと言うライターがいる。その肝心の当人は未来に向かって変化してますか?と言いたい。
今後どんな変化が待ち受けているかも語らずに、変化が必要と言われても詭弁・方便・都合の良い理屈を押し付けているだけだと感じる。
ライターさんもゴシップ・マスメディアもいらなくなる時代がすぐそこまで来ていますよ。
東谷義和のガーシーチャネルの視聴数が凄く増えている様ですが、下衆な大衆の好奇心を刺激するには破壊力ありすぎ。
それへの対抗策として商品提供側の忖度記事ライターやステマの需要は一時的には増えるだろ。しかし、商品提供側に忖度した提灯記事書くライターは読み手側の信用度が落ちるだろうから、その後しばらくしたら効果ない事を理解した商品提供側から必要とされなくなる。
世界一のマーケティングの権威「フィリップ・コトラー」いわく、
「情報化社会は、隠すことができない時代になります。
今の消費者は、企業について何でも知っています。インターネットで何でも調べられますから、もう単純なセールスマンの出番もあまりありませんね。 その上、消費者自身も情報の発信源になっています。自分の意見を何百万人もいるフォロワーと共有することができます。
今、注目されている影響は、製品の価格ではなく口コミです。これはとても影響力があります。人は、商品のうたい文句よりも、信頼する人が製品についてどう発言するかに注目しています。」
豊田章夫社長が直接YouTubeで語り掛けて来るトヨタ自動車は、マーケティング的に先を行っている。矢沢永吉や木村拓哉に「やっちゃえ日産」と言わせる事しかできない日産自動車は、絶対にトヨタには勝てないだろう。
秋元康先生も乃木坂運営員会も、何故今アルノ的なモノに替わる必要があるかを一言も語らない。アルノ的=欅坂の模倣と捉えると、何故崩壊したのかを避けて通れないはずなのにな。
本当は、責任者の今野さんが出て来て直接顧客に語り掛ける事が重要となってきます。
2.「欅坂46」が劇的に人気になった根底の構造は何だったのか?筆者が『欅坂46の正体』を言語化してみた
1).正直欅坂46には興味を持っていませんでしたし、取り上げる気もありませんでした。
中西アルノさんの件で、運営が「事実無根」「法的処置も獲る」と言い出さなければ欅坂を解析する様な面倒な事しなかったのですがね。
筆者のこの記事について、欅坂の調査不十分だったり認識不十分だったりしますが、中西アルノを持ち上げて「欅坂的な似非モノ」を乃木坂に押し込もうとした事がいかに間違いであるかを、乃木坂メンバーの為に書いてみます。
イクオタの筆者的には卒業後どうなろうがいいんですが、芸能界でも「貴重なサンクチュアリ」がNO1アイドルになったという稀有な文化遺産を世間に認めてもらいたいので、比較する対象として書いてみます。
2).『欅坂46の正体』を言語化してみた
■ 欅坂は反体制ロックなの?
誰でもわかる事だが、運営の中心人物である、秋元康は100億円の資産を持つバリバリの体制側人間。SME社員もエリート社員で高額な給与をもらっている。
そんな奴らが「体制批判のロック」をやるのはあり得ない。
「若者のガス抜き用ロック風味なガールズアイドル」は今までないポジションというマーケティング上の戦略で作った。
メンバーだって、菅井を始め富裕層の子女が中心であり、反社会勢力の男友達がいたのは、志田愛華位かな。
今話題の東谷ガーシーも、「自分と関わりを持ったメンバーについて志田がキーマンだと言っている」
欅坂46は決して反体制ロックではない。
■ ではそれに飛びついたオタクはどんな人?
★ ファンは青少年時期限定の似非「社会へ反抗」を好んでいるのであり、遅い反抗期で親に反抗する代わりに嵌っている人も多いだろう。
特に欅坂46の場合は反社勢力と遠い存在なので、見ている人の免罪符としての安心感を与える。
ファンは遊びだから必ず気持ちが冷める時が来る。
分かりやすく言うと「いい年していつまで親に甘えて不良らしき事やっているんだ」に尽きる。
それを言うと白けるので嫌われる。
★ 青少年時期限定の似非「社会へ反抗」を好む客層は、自分が出来ない事をやってくれる「代償行動※」としてファンになっている。
★ 欅坂の場合、自身で体現しない人(体制側に居る一般人)がファンになる。
「自分では体現する事が無い人」がファンになるほど、実は抑制的ではあるのだが、それを言うと白けるので嫌われる。
本当の破壊者は、反社会勢力に住んでいる人達だから、そういう人は表には出れない犯罪者なので、それと比較すると似非である。
だから、青少年時期限定であり、多人数女性アイドルだという事が見ている人の免罪符としての安心感を与える。
★ ロックスター矢沢永吉のライブには一目でわかる多くの反社勢力が来ていて毎回客席で暴力沙汰が起こっていた。
反社勢力に生きている人たちは自らその世界に飛び込んだのに「社会から阻害されている」という被害者意識を持っている。それが薄まって開き直り覚悟したのが極道。
今の反社勢力は社会に紛れて隠れている。それだけ卑怯度合いが高い。
その後矢沢永吉は、周りの反社会勢力に35億円もの金を吸い上げられた。
本物の破壊者は、自己利益の為には人も殺すし金も盗む、薬もやるし、チャカも持つし、そういう事やれると脅して騙して金を吸い上げる。隠れて。
本物の破壊者は、自己利益の為には人も殺すし金も盗む。薬もやるし、チャカも持つし、脅して金を吸い上げる。
そういう本物がライブに来ていた矢沢永吉とは全く異なる、お嬢ちゃんのお遊び。
しかし、欅坂46は本物の反社迄行けない自己抑制がかかるファンが中心だから、紅白歌合戦で失神を仕掛ければ『神扱い』になる程チョロい。
3).庶民はアドレナリンを出したい
世の中の多数派庶民は、祭りやどきどき感や危険な香りが大好きだ。
過激なクラブに嵌って、ドラッグ&SEXから抜け出れなくなった沢尻エリカが分かりやすい極端な例だ。
恋愛に興奮するのと基本構造は一緒で、脳内の快楽物質を出してくれる刺激を忘れられなくなる。
人間の本能だからしょうがないが、そういうシチュエーションには犯罪者が隣にいる。
自分が経験できそうもない、そういうモノを体現するタレント(あえてタレントと言う。決してアーティストではない)をけしかけ、見ている方が楽しんでいるという意味では、バラエティー番組が分かりやすい。
視聴者の中には、人気がピーク迄上り詰め、その後一気に破滅して行く様を見てみたいと思っている人も多い。人間は人が転んだり、痛い目に遭ったり、破滅していく様な「人の不幸」が大好きだ。
それを狙った出版物で言えば、女性自身・女性セブン・週刊文春・日刊ゲンダイ。お昼の情報番組はその典型だ。
エンターテイメントの本質は、
①非日常と、
②誰もやれない事と、
③落差が大きい事と、
④強い刺激
である。
正直、秋元康のドラマ企画の一つにしか見えない。
定期的に流行るヤンキードラマの様なもの。
「GTO」 1998年 フジテレビ
「ごくせん」 2002年 日本テレビ
「ROOKIES」 2008年 TBS
「明日から俺は!」 2018年 日本テレビ
4).乃木坂オタクは「メンバーの仲の良さが生み出す多幸感」が欲しい
世の中には『乃木坂46の様な平和でメンバーが仲が良いのが気持ち悪い』と思う人達の方が多く存在するだろう。
優等生は嫌いという、劣等感をこじらせている人達。そんな世界はありえないと人間不信な人達。人間を見極める力が弱い人達。
「そういう客層を拾おう」という会話が秋元康と運営の間でされていたであろう事は、悲しいけれど容易に想像がつく。
今回の乃木坂46『29thシングル Actually…』のセンター中西アルノ騒動に照らしてみると、乃木坂の優等生清楚なカラーを嫌うファンを引き付ける為に、パ〇P活していたアルノは必須となる。
乃木坂メンバーは踏み台になり、ファンは減るわでいい事にならない。
秋元(Keyholder)とSMLは儲かるかもしれないが。
乃木坂46に嵌る人は、
3つの幸せホルモン【セロトニン・ドーパミン・オキシトシン】を貰えるからファンになっている。
「アドレナリン」や「ノルアレナリン」で高揚感が高まる事が幸福をっもたらすと勘違いしているようなマスコミに支配されている人とは自意識が違う。
余談ですが、内面や家庭内に幸福を感じられなくて、外部に刺激を求める人たちは、家族や隣近所や職域のコミュニティーが破壊された事が一番の根底にある。いじめが流行るのも同じ事。
後日乃木坂と関係ない大テーマとして書いてみる。
5).平手友梨奈は求められている役を演じていただけか?
★ 平手友梨奈は何を演じたのか?
平手友梨奈には、山口百恵や中森明菜の様に幼少期に母子家庭という困難な生活から抜け出したいと言う根性はない。
AKB48の高橋みなみも母子家庭だけれど、時代の違いで貧困度合いは山口百恵時代とは桁が違う。
平手友梨奈は、欅坂46のセンターと言う役を演じて加入時の明るさがなくなり、おかしくなっていった。もし役にのめり込むタイプなら、心も病んだろうと思う。
そういう意味でも、平手劇場である。
★ 平手友梨奈を賞賛する勢力が、
『その圧倒的な表現力で「二度と現れない天才」』とか、『数多くのアーティストたちにその才能を絶賛される平手』と言われるが、そういう事に疎い筆者には、何が良いか分からない。私の様な無粋な人間に分かるように言葉にして欲しい。
「この楽曲のこの歌詞のこのコード構成に合わせてこういう体の表現をしてこういう表情をしている」とかね。歌の解釈を平手がどうしているのかも説明して欲しい。そうすれば、歌詞に対するお互いの解釈の違いとか異論とかも出て来るので分かりやすい。売る事を目的とした安っぽいライターの言葉では分からない。欅ファンは舐められてると思うだけ。
例えば、J-POPを解説している日曜日11時テレ朝系『関ジャム 完全燃SHOW』の様に説明してくれると判るのですがね。上っ面の誉め言葉だけでは何も響かない。
少なくても、女優として出演していた『ドラゴン櫻』では存在感が薄く、共演した南沙良に持っていかれていた様だ。
平手友梨奈は、実力以上に持ち上げられているとしたら、必要以上に合格点が引き上げられていて芸能人として長期的には気の毒だ。
個人的には南沙良は好きな女優ではないが、今後売れて行くと思われる。下記参照。
★ 南沙良は「ネクストブレークしそうな若手女優ランキング」にランクインしている若手女優
6).秋元康は、いじめや内部分裂への責任はないか?
■ SMLから出向していたSeed & Flower合同会社の社長高木氏がその責任を取って更迭された。
■ 平手友梨奈が天狗になっていた事を現わす事例
★ 秋元康に平手を甘やかした責任はあると思うのですがね。
★ 平手は『シンクロニシティー』が白石麻衣センター曲に成った事に激怒したようだ。あまりに甘やかしすぎた。
その代わりに平手にキープした楽曲が『Actually... 』という訳でした。
平手は辞めて歌えなくなった、だから中西アルノに歌わせる。
★ 今泉とか、いじめに遭った本人の心の傷を癒せる事は無いだろうし、いじめた5人への罰もないので、心の代償にもならない。
イジメられた今泉のその後は、反社勢力の志田に取り込まれ闇世界に落ちて行く。彼女こそ本当の犠牲者。運営と秋元康はどのように報いるのだろうか?
★ これでも秋元康は責任を取らなかった。
それがあって選抜やセンターの選定及び新規メンバーの選定への影響度が下がった事が、今回のアルノ事件にどう影響したのかは分からない。
運営は当時の社長T氏が責任取って辞めさせられた。
★ 放送作家である秋元康はNGT48事件の時もコメントひとつ出していない。
次章に続く
3.欅坂46の分裂の原因
4.反社勢力に近い怪しげなメンバー