素人バンドが同期演奏をするために【機材編】
前置き
なぜこのタイミングで
素人バンド(コピーバンド)で同期演奏をしている中で色々な知見が貯まってきたので、ひと息ついたタイミングでメモとして記載してみようかな~っていう軽い気持ちです。あとこういう記事全然ないじゃん…
まずは、機材編で、そのうち音源編で2部構成くらいを考えてます。
同期演奏どのくらいやっているの?
2021年辺りでコロナに厳しい職場により、ギターとして参加できない代わりに同期音源と環境を準備
2022年にライブ再開しつつ同期音源も開始
現在、2バンドでギターやりつつ、音源を適宜使ってる
機材は大体3パターンくらい
私自身がやってみてっていうのと、ご一緒に対バンした方の機材を見ている感じだと3パターンある感じ
PC (Macが多い)とオーディオインターフェース
iPadとオーディオインターフェース
MTR ★オススメ
①と②はオーディオインターフェースと機器を持ち込むので荷物が大変かも、、、一時期、SteinbergのUR-24cとiPadで同期演奏をしてたんですが、接続がややこしい、アプリが限られてくるのでめんどくさいです。
最終的にMTRを買ってそちらでやってます。
1. PCとオーディオインターフェースでやる場合
必要なもの
PC(Macが安定するらしい)
DAW(好きなもの)
オーディオインターフェース(OUTがたくさんあるやつ)
メリット
操作が楽
MIDI入出力ができるならエフェクター切り替えが可能
作り方次第で急な音源対応可能
デメリット
落ちたときマジで復旧が大変
荷物が重い
総評
PCは万能だけどトラブルメーカーになりうる気がする。知り合いのバンドだと、結局演奏中に復旧できなくて、そのままやったみたいな話もチラホラ…
PCでどうしてもやるなら、絶対Macを使って、ある程度音源を書き出して軽くしておくべき
2. iPadとオーディオインターフェースでやる場合
必要なもの
iPad
DAW(マルチアウトできるもの※重要)
オーディオインターフェース(OUTがたくさんあるやつ)
Lightning-USB変換ケーブル(iPad電源もとれる2又ケーブルだと良き)
インターフェースの電源ケーブル
メリット
安定性抜群
操作が単純でとっつきやすい
デメリット
そもそもマルチアウトのアプリがない
ケーブル多くてゲシュタルト崩壊する
総評
一番入りやすいが、絶対にオススメしない構成です…とにかくケーブルがめんどくさいし、大体打ち込みをPCでやると思うので、iPad用のインターフェースとか買わないのであれば、PC持ち込みがいい。
現状、無料でマルチアウトできるアプリが「ZenBeat」のみで、そのほかは有料版でしかマルチアウトできないので、費用もそこそこ掛かる。
それでも俺はiPadがいい!って言うのであれば、ケーブル類を必ず整理して準備してほしい。
3. MTRでやる場合 ★オススメ
必要なもの
MTR(クリックをPhoneだけに返せるもの)
MTRの電源ケーブル
メリット
荷物が軽くなる
シンプルかつ安定する
デメリット
その場の細かいオーダーに対応できない
操作は覚えないといけない
総評
個人的に一番オススメする構成。個人的にも、この構成でやってます。
面倒なところは、DTMからMTRへ音源を移す作業で、毎回書き出して作業しています。操作をドラマーなどに覚えてもらうというハードルがあるが、全部ワイヤレスにしたので、ギター弾きながら手元で操作しています。
ZOOMのMTRがとにかくコスパ機能共に最強です。
これがあるといい
同期演奏をするために、機材を色々準備したが、その中でもオススメの機材を一応まとめます。
1. マルチトラックレコーダー(MTR)
バンドではZOOM R24を使っています。理由は配信とかしたいなと思って、なるべくINPUTが多い(8トラック)のインターフェースとしても使えるものを買いました
そのほかにZOOM R8もあるんですが、、、、
もう廃盤していました。次世代機はタッチパッドだし、MIDIインプットもあるらしいです。凄いけど高い。。。
2. モノラル(デュアル)ケーブル
とりあえず安くて長いものということでCLASSIC PROの5mを購入
全然使えるし、現場によってモノラルで~ってなったときに対応もしやすい
ホントはここもワイヤレスにしたいけどね。混線しそう。
3. ワイヤレスモニター用機材
これは1バンド1つあると便利。
ボーカル用のイヤモニとしても使える。最強アイテム。
2万くらいのXviveのイヤモニが一番いいけども、高いので妥協して安いのを買いました。全然使えます。
クリックをドラマーにワイヤレスに送ることで、ケーブルを減らすことができます。一応ギターワイヤレスとも混線はしなかったです。
聞いたところによると、多チャンネルで出力も可能だとか…
終わりに
ここまで、色々と同期演奏の機材についてオススメを語りましたが、個人的に、同期演奏という地獄に足を踏み入れることをオススメしません。
バンド構成で出来ない曲はなるべく、アレンジするだとか、できる範囲で演奏することをオススメします。
本当にうまくバンド内で相談できて分業できる体制が整っている、他の人(演奏者以外)に音源作成を頼める、などが出来ないと、必ずサボリ、作業の偏りが出てヘイトが貯まり地獄と化します。
経験として、前日にパートの追加・削除、弾けない・急遽出れなくなったため、打ち込みを作成して欲しいなどをやりつつ、自身の練習をしないといけないということに陥る可能性もあります。
クオリティにこだわりたい、とにかくDTMが好き!、メンバーの中で一番意見が言えて、他の意見を無視できる立場などであれば、一緒に地獄を楽しみましょう。
今回は以上です。次回は音源編で、作るうえで気を付けたほうがいいことなどを書く予定なのでお楽しみに。