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M-1 2022の話がしたい①大吉先生の話


今年も面白かったですねえ。
M-1そのものも敗者復活含めて楽しかったですが、ラジオリスナー的には各芸人さん達の今年のM-1の話を聞くところまでセットで楽しみなイベントです。

今年は巨人師匠と上沼さんに代わって大吉先生と山田邦子さんが入れ替わりで入ってましたが、山田邦子さんの採点が多少物議を醸す中大吉先生を褒めてる人がいないようなのでちょっと書いてみようかなと。

大吉先生の採点:時間に関して

大吉先生の評価軸として目立った一つ目はやはりお一人だけやたら時間に厳密だった事でしょう。

準決勝までは時間切れになったらブザーが鳴って強制終了なのに決勝はやりたい放題になってるというのは事前に仰ってて、後から塙さんが言ってたのですが自前でストップウォッチ持ち込んで時間測ってたみたいです笑

そこまで厳密である必要があるかどうかも考え方次第だと思いますけど、一本筋は通ってますし、準決勝までのルールの延長上で厳密に評価する人「も」いるよ、というのは至極健全じゃないでしょうか。

評価軸は巨人の系譜?

得点は高い順にさや香96点、カベポスター94点、オズワルドとウエストランドが93点と割と正統派を評価する保守的な感じで、この辺は大吉先生のそもそもの軸+もしかすると巨人師匠と入れ替わりというのを意識されてた部分もあるのかもしれないなと思いました。


カベポスター94点

トップバッターのカベポスターに94点つけたのはもしかするとトップバッター加点もあったのかもしれません。
素人目にはカベポスターのネタは(その時点では)完璧に見えたのでつけすぎても後で困るかもしれないという点と難しい場面であれだけ素晴らしい漫才を披露したコンビに対しての評価で非常に他の審査員の方も悩んでいるように見えましたが、保守的な大吉先生としてはかなり男気を感じる点数でした笑


決勝の決勝で1人だけさや香を選ぶ

これも理由は色々あったと思いますが、一本目との合算で評価した、ウエストランドが2本続けてやった事でのプラス分を割り引いて評価した、8年目と13年目というキャリアの差を割り引いて判断した、など色々思いつきはしますが、キチンと大吉先生なりの理由があったはずだとは思います。

最後に雑感

個人的にちょっと映りが悪かったような気もしてしまったのは大吉先生、批判的なことも結構言ってた気がするんですよね(しかも硬い顔で笑)

ただウエストランドがネタを飛ばして、時間調整していたことに、後半ちょっと間が違ったと指摘されていたり、達人にしかできない評価をされてたからこそ、というのと事前に仰ってましたがみんな完成度高いからこそ差をつけようと思えば粗探しのようなことをしなければならない、と。その辺を汲んで差し上げたいなと思います。

水曜日のたまむすびのポッドキャストで詳しい話を聞かせてくれるはずなのでそれが今からめちゃくちゃ楽しみです。

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