推しの子考察②アクアと白銀御行と有馬かな
この漫画のラストはアクアが有馬かなに救われて終わるのだろうと踏んでいます。
推しの子のは赤坂アカ先生が、お話を、横槍メンゴ先生が絵を担当されているので、お話的には赤坂アカ先生の考えた話になるんですよね。
赤坂アカ先生と言えば、
「かぐや様は告らせたい」の作者でもあるわけですよ。
かぐや様の会長こと白銀御行と、アクアは似てるなーと思うんです。
・知性が武器である事
・才能がない
・異常な努力で結果を出す
・優しい
・自己犠牲精神
・シスコン
などなど
僕の中では、境遇が違うだけで、同じ人ぐらいな認識です。
もし会長がアクアの立場だったら、同じように向いてない復讐に全てを捧げるような生き方しそうじゃないです?
この類似は“赤坂先生の思う魅力的なキャラ“の姿なんだろうと。
とすると、有馬かなが多分メインヒロインなんだろうなぁと。
毎朝発生練習と走り込みを欠かさない。
歌もオンチだったけど練習で上手くなってる。
(そういえば会長もオンチでしたね笑)
そして転生前から医者だったアクアほどではないですが、有馬かなも充分に知的な人である事は端々に描写があります。
多分ですけど赤坂先生自身がそういうタイプなんじゃないですかね?
かぐや様にしろ推しの子にしろ捻った設定好きですし。知性と努力の人なのかなーというイメージです。
これが一つ目の理由。
また、有馬かなってずっとアクアが好きなんですよね。
3つとか4つの時から''ずっと脳裏にいた''、''天使みたいだと思ってた''んですよね。
一方作中で最も有馬かなの本質を見ていて、その才能や努力を信じているのはアクアです。
有馬はそこらのアイドルよりずっと可愛い、大事な妹を預けられる。
と嘘じゃなく思ってるんですよ。
有馬達はこれからもっと凄いライブをやれるだろうし、
有馬はこの先もっともっと有名になる。
それを自明の前提にして自分がそばにいる事で有馬がアイのようになってしまうことを恐れてしまうぐらい、有馬が有名になる事を信じ切っているんです。
今日あまのドラマに誘われた時から、アクアは有馬の本質に気付き好意を持ったんだと思います。
この時点ではファンです(このセリフはウソかもしれませんが笑)
そしてこの時から多分恋愛的な意味で好きになったんじゃないでしょうか。
少なくとも今(13巻時点)のアクアは有馬かなを特別だと思ってます。
これは、この後の
これがあるので有馬を扱うために口にしてるんですけど、もっと前に
''有馬だろうと''が強調されてますよね。
この強調は有馬かなに対して例え特別な気持ちがあったとしても、以外には取りようがないと思うんです。
これを回収せずに終わるとはちょっと思えないんですよね。
アクアが15年の嘘でやろうとしている事の詳細はまだわかりませんが、
明らかなのは、この映画は''カミキヒカリ''を破滅させると同時にアクアを地獄に落とし、この世界から居なくならせるナニカだと言う事です。
その後にあるのが
B小町のライブツアー、有馬かなの卒業公演です。
そこで有馬かなの宣言通り、有馬かなはアクアの''恒久無限永遠推し'(多分結婚じゃないかな?家族もテーマだと思うので)になって救われて終わるんじゃないでしょうか。
推しの子って芸能界とか、アイドルの闇を描いてきたし、アイドルを好きになる事(推す事)の闇も描いてきたし、アクアの今の闇落ち描写も言わば''アイを好きになった事''のダークサイドな雰囲気は出てるじゃないですか。
そこで落として終わりはしないと思うので、光を見せて終わる気がするんですよね。