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【お料理】 真竹と鶏の炊き合わせ (調理時間:10分)

・筍の名残を美味しく頂く。
・おあげさんが出汁を吸って、旨味たっぷりに。

タケノコの旬といえば、3〜4月ぐらいの若くて柔らかな「孟宗竹」をイメージしがちですが、初夏から梅雨の中頃まで楽しめるのが、真竹や淡竹(ハチク)。

山に暮らしていると、「これでもか!」というほど、自分で掘ったり、採れたものを頂いたりするので、年間の1/4はタケノコを楽しんでいることになります。

今回は茹でた真竹(淡竹も入っていましたが)を頂いたので、かしわとおあげさんを合わせて、出汁でほんのり甘く炊き合わせました。

☆材料はこちら

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・真竹を茹でたもの(淡竹でも)
・鶏もも肉
・きざみあげ
・出汁
・濃口醤油
・白醤油(淡口醤油でも)
・みりん
・砂糖

かしわはお好みの部位を使って頂いてよいと思いますが、かしわの脂から出る旨味をしっかりと引き出したかったので、もも肉の小間切れを使っています。

フライパンに薄く油を敷き、かしわを炒めます。もも肉から脂が出るので、最初に敷く油はほんのちょっとでよいです。
この時、ほんの少し、かしわに塩を振ってもよいです。

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かしわに火が通ってきたら、その脂でタケノコを纏うように軽く炒めます。

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脂が馴染んだら、おあげさんを入れて、出汁を入れます。
出汁は写真の具材の量に対して、おたま一杯分ぐらいが目安でしょうか。

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このおあげさんは「南関あげ」という、九州ではよく売っているタイプのものです。他にも「松山あげ」のように同じようなタイプのおあげさんがあり、こういった物の方が、出汁をよく吸うので美味しく仕上がります

調味料を入れます。
みりんと白醤油(淡口醤油)をだいたい同量。大さじ1.5ぐらいずつ。
濃口醤油は入れすぎると色が濃くなりますが、独特のコクが欲しいので大さじ0.5ぐらい入れています。

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一旦ここで、出汁の味見をします。おあげさんにしっかりと味が染み込むので、薄い味でもほんのりとした甘味とある程度満足できる塩味が付いていれば大丈夫です。

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お砂糖で仕上げをします。みりんを入れているので、大さじ0.5ぐらいのお砂糖を入れて合わせたら、味見をします。
しっかり味がついているというより、出汁がさっきよりもほんの少し甘くなったぐらいに留めます。

おあげさんの色が薄いきつね色に変わって、出汁が減ってきたら出来上がりです。

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かしわとタケノコは、噛むたびに素材の味を感じることができ、おあげさんには全ての旨味がしっかりと入っています。
交互に食べると、味のバランスがよくとても楽しいのです。

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