【中学校・高校】英語授業で使えるアクティビティ 〜関係代名詞(主格・目的格)を使ったパズルゲーム〜
こんにちは、草食系高校教師です。
今日は「【中学校・高校】英語授業で使えるアクティビティPart2 〜関係代名詞を使ったパズルゲーム〜」をお伝えします。
多くの中高生が苦戦する「関係代名詞」、英語教員の皆さんは授業展開の際に、多くの工夫をされていると思います。
私は「先行詞を修飾するんだぞー」や「主格・所有格・目的格の3つがあってなー…」と堅苦しく説明するのがなんとなくしっくりきませんでした。いかに難しい内容を噛み砕いて、イメージのつきやすい言葉や視覚教材を用いて教えるかが教員の技量の見せ所だと思います。
このアクティビティは「関係代名詞×パズル×ロジカルシンキング」を合わせた生徒の食いつきが良かったものになります。
関係代名詞(主格と目的格)のまとめとして使えるものとなっていますので是非ご活用ください。
①基本情報
対象学年:中学校3年生〜高校3年生
対象人数:何人でも活動可能
文法項目:関係代名詞(主格・目的格)
所要時間:15分〜50分
*遅い生徒は50分使う場合あり
②活動内容
活動名は「At the zoo」です。
生徒の活動内容は「関係代名詞が使われたヒントを元に、表を埋める」です。
その表には以下3つの項目があります。
①動物園に来た5人の生徒は開園までの間、何番目に並んでいるか
②5人の生徒は5種類の風船の何色の風船を持っているか
③5人の生徒は5種類の動物のうち、どの動物がお気に入りなのか
イメージしにくいと思いますが、ワークシートには以下7つの項目が書かれてあります。
①場面についての説明
②5人の生徒の名前と絵
③5種類の風船の色の名前
④5種類の動物の名前と絵
⑤パズルについての説明
⑥ヒント
⑦回答を埋める表
⑥のヒントを元に、上記のように「5人の生徒が列の何番目に待っているか・5種類の風船のうち、何色の風船を持っているか・5種類の動物のうち、どの動物がお気に入りなのか」をパズルのように当てはめていくゲームです。
教員も「ん?」と考えさせられるような好奇心をくすぐる活動になっています。
③有料記事
以下の有料記事では2つのファイルのダウンロードが可能です。
①ワークシート
②ワークシート(解答)
基本的に生徒主体の活動ですので、教員のすることとしては、プリントを渡して「問題を読んで表を完成させよう」で終了です。
「購入したけど問題のレベルや内容が生徒層に合わない!」ということがあると思います。
そういったミスマッチングを防ぐために問題で使われている詳しい文法項目と単語のレベルを以下に載せておりますので参考にしてください。
〜文法項目〜
・関係代名詞(主格・目的格)
例)I have a friend who lives in Spain.(主格)
例)This is the book which I bought yesterday. (目的格)
*生徒が混同しやすい The book which I bought yesterday was nice.のように、関係代
名詞以降に動詞の活用に似ているものが2つある文章も含む。
〜単語レベル〜
・中2レベル
*1番難しい単語でwhileです。中3までの既習単語ばかりです。
私のブログにも載っていますのでぜひご覧くださいね!
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