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6億円以上調達の読書会スタートアップ「BookClub」【海外のヤバい新規事業アイディア紹介③】

こんにちは。
BtoB企業のための新規事業開発会社、株式会社Lboseの小谷草志です。

日本ではまだあまり知られていない海外ビジネスアイデアを紹介するnoteをたまに投稿しています!今回は第3回目!

第2回目はこちら↓

第1回目はこちら↓

そして、今回ご紹介するのはBookClub.comです!

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1年以内に創業して(コロナの影響ばりばり受けているのに)、まだ開発段階でプロダクトがリリースできておらず、5億円以上($5million)調達してる会社ないかなぁ~と謎の基準で、調べていたら出てきた企業です。

BookClub.comとは?
一言でこのサービスは何かというと

「作家と1on1で繋がれるバーチャル読書会SNS」

です。

ただまだ開発段階なので、プロダクトは見ることができませんが、コロナ禍で人気が出そうなサービスだからこそ、資金調達ができているのは間違いありません。

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【現時点で分かっている機能】
・作家のインタビュー動画や限定コンテンツがある。
・作家と読者グループを繋ぐコミュニティがある。
・作家が読者の質問にビデオレターで答えたりする。

図1a


ベネフィットについての考察
【読者サイド】
読者は憧れの作家に1on1で質問できたり、作家のコンテンツに触れられることにあると思います。

好きな本の内容を深堀りできて、友達もできるというリアルでの読書会のメリットに加えて、書いたご本人からの直接のフィードバックをもらえるのは嬉しすぎるのでは!!

【作家サイド】
オンラインサロンのような形が簡単にできるのは非常に魅力的ですね。
UX、UIがまだ分からないので、推察になりますが、ユーザーと直接コミュニケーションができるプラットフォームはクリエイターとしても魅力的だと思います。

本を出版した延長にこのようなプラットフォームがあれば、本では表現できなかった点や本当に伝えたいことを読者に伝えることもできます。

もちろん今後の執筆活動において、ファンを囲えるのはリードの獲得にもなるので非常に良いツールマーケティングになります。

ビジネスモデルについて
調べたけど不明です笑 完全に謎!
おそらく、ユーザーからの月額課金やプレミアムなコンテンツに対する課金収入を運営会社が出版社や作家と分配するのではないかと思います。

会社概要
社名:BookClub.com, Inc.
設立:2020年5月
資金調達:6億円
推定売上高:1億円未満
(参照:crunchbase)

日本においてのポテンシャルについて
読書会文化は日本にあまり馴染みがないようです。

しかし、既に一定のインフルエンス力がある作家や漫画家を起因としたサービスなら日本でも上手くいくのではないでしょうか?

日本では、作家に加えて漫画家が非常に人気です。

特に漫画家を中心としたコミュニティ機能や読者の質問に漫画家が直接ビデオレターで答える機能などは非常に魅力的だと思います。

懸念点としては、出版社との交渉はなかなかハードである点やそもそもクリエイターは表に出たがらない性格かつ忙しいからあんまりこういうのしたくない傾向が高いということが挙げられます。

ただ日本でも本の要約サービスやオーディオブック系のサービスは成立しているので、不可能ではないはずです。

ATTEND bizで開発を行うなら?(妄想)
BookClub.comのような開発案件はビジネスサイドでのコンサルティングが非常に重要になります。

出版社や作家など関係者が非常に多く、ビジネスモデルの構築がしっかりできた上で開発に入る必要があります。

開発段階に至るまでに、関係者との交渉や営業活動などが必要になるためまずはプロジェクトマネージャーが中心になります。

弊社には、経営者や事業売却経験者等、ビジネスの上流部分を担えるフリーランサーのネットワークがあるため、そういった人たちと戦略立案を行ってきます。

ビジネスサイドの上流部分から提案できるシステム開発会社は少ないため、
新規事業の案件では特に、色々お手伝いできそうと考えています。

具体的なコンサルティングについてはここで書ききれないですが、私がコンサルする上で特に最近大切にしたいと考えているものに、一次情報があります。

足を使って泥臭く一時情報を取りに行くということを重要視します。

例えば、BookClub.comについてのポテンシャルも実際出版社の友人に簡単にヒアリングしてみると「作家、特に漫画家はあんまり表に出たがらないし、忙しいよ」というフィードバックをもらったとすると、この情報は現場を知る人にしか分かりません。

デスクトップリサーチだけでなく、こういった生の情報を積み上げていくことで事業のポテンシャルも見極めるようにしています。

もし新規事業のアイデア段階でリサーチやコンサルティングを必要としていましたら、そのフェーズからご相談いただけたらと思います。


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今回は以上です。


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