願掛けと引き寄せの違い
「願掛けと引き寄せの違いは何か?」
こんな質問を以前に受けました。
私の中での定義付けは、願掛けは神仏など、願いを自分以外の他者に委ねること。
引き寄せは自分で願い叶えること。
だと思っています。
引き寄せという字面から「なんか向こうから勝手にやって来る」「やってくるものを”引き寄せる”」みたいなイメージが出ますが、実際はそうではありません。
現状、多くの人が共通認識できる方法で、神様やサムシング・グレート的な存在はあるという証明もない否定もできない状態と思います。
※なお、私は個人的には「ある」と思っています。というか、あった方が楽しいなと。
さて、その存在が確かにあったと仮定しても。
そこ頼るという行為は、普通に友人にお願いするのとなんら変わらない気がします。
頼まれる方の立場だとして、親しい友人やお世話になった方、何かしてあげたい人も勿論いますが、何から何まで面倒を見ることはできません。
頼む方も、友達に「お金いっぱいください」「いい転職先が見つかりますように」「素敵な恋人が欲しい」とか言うのも変な話ですし、多分言いませんよね。
なのになぜか、神様的な存在になるとそういったお願いが途端に増える気がします。
これは願掛けという祈りではなく、「願いを他者に委ねる状態」と考えます。
そうではなくて。
お金が欲しいのなら、そのお金を使って何をしたいのか、何を得たいのか。そのために必要なしなければならないことは何か。
満足のいく転職がしたいのなら、転職情報の収集や具体的なアクション。
理想的な恋人がほしいのなら、出会う場所や自分を高める行為。
それぞれに適した方法や行動があります。
こうした「適した行動」というのが「引き寄せ」と呼ばれるものだと考えています。
祈りが悪いことではありません。
ただ、「行動こそが祈りである」と。
そんなふうに考えています。