運を良くするもの
占い的に見ても生まれながらに運がいい人は確かにいます。それとは逆に生まれながらに運があまり良くない人もいます。
かといって、後天的なものまで決まるわけではないし、寧ろ後天的なものの方が強く本人に影響すると思います。
では、後天的な運を良くするには何が必要か?
一言で言えば「行動」「与」「信頼と人間関係」だと私は考えています。
・行動
命を運ぶと書く「運命」は決断によって決まります。決定じゃなくて、決断です。
自分が何をするか、何を選ぶか。何を仕事にするか。何処に住むか。どんな環境に所属するか。誰と付き合い、何ができるか。何に楽しみを見出し、何に時間やお金を使うか、などです。
特に難しく考える必要はありませんし、行動がゆっくりなのも構いません。ただ少なくとも、「行動しない人は運が悪い」と言い切れるほどだと感じています。
・与
何か行動をする際には、自分のためではなく、人のために何ができるか、実際に何をするかがポイントです。この実際という部分がとても大切。
応援してるよと伝えるのなら、アクションがないのは所謂「口だけ」状態で、口だけだとそれはやっていないのも同じです。
※この「与」の話はまた何処か別の機会に掘り下げたいと思っています。
「魅(み)は与(よ)によって生じ、求(ぐ)によって滅(めつ)す」
人蕩術奥儀―人蕩術とは人たらしの術である/無能 唱元
・信頼と人間関係
信頼といってもこれも難しい話ではありません。人や仕事に対して真摯であるか、だけかと思います。
嘘をつかない、お礼を言う、謝る、遅刻しない、返事を返す、挨拶をするなどです。
「この人ならいい加減なことはしないな」
「この人ならしっかりやってくれるはず」
と、相手が自分を信頼してくれたら、あるいは自分が相手を信頼できたら、
何かしてくださったり、何かしたくなったりしたことはありませんか。
仕事をくれたり、自分が嬉しくなるようなことを教えてくれたり。
自分が行けない単発イベントの仕事(占いの単発イベントは割が良いものが多いです)を紹介したり、相手が困っていたら手助けしたり。
このように、「運がいいなあ」と思えるようなことって、偶発的なものではなく、実は結構人が運んできてくれることが多いのです。