京アニ事件、死刑はエンタメじゃない
Amazon Amazon.co.jp: souseiworks:作品一覧、著者略歴
こんにちは、蒼生です。
今日は異常なタイトルで書こうと思います。というのも、放火殺人によって死刑確定した青葉被告に対して、喜ぶ意見や人権を奪えとか、言葉にできないような言説があふれ、しかもオタク系のインフルエンサーたちがそれをあおってまるでその過激な意見に少なからぬ市民権や正当性があるかのような事を言っているので、これは異常だと思い書こうと思います。
日本は法治国家
大前提として日本は法治国家です。法治国家とは人間よりも理性(法律)が上にある形の国の事です。
理性は感情よりも多くの場合まともです。だからあらかじめ決められる事は(国会で)理性的に決めておいてそれに基づいてあとで判断行動する形で国は動いています。
(法律、つまり理性の精度が低いという場合は、国会議員のレベルをあげれば解決する話であり、まともな議員を送るためにも選挙にいけという話になるので、民主主義国家においてはだいたいの文句はブーメランになる)
ちなみに法治国家の逆は人治国家です。中学でみんな習っているので知っているはずです。しかも日本の周りには模範的な人治国家がいくつもあるので、理性(法)ではなく感情(人)で国をおさめるとどうなるかはよくわかるはずです。
金正恩総書記に嫌われたせいで、大砲の玉にされて死刑になった人もいました。人治国家ではルールは理性ではなく、権力側の「お気持ち」で作られ、運用されるのでこういう事が日常茶飯事になります。
青葉被告に言葉にならない罵詈雑言を加えている人達は、たぶんこの大前提の知識が欠落しているか健忘症になっているかのどちらかだと思います。彼らはすぐそばにある人治国家の有様を見るべきです。
日本は文明国になるためにかつて死に物狂いで努力した
すぐそばにある人治国家を見てまだ理解できないなら、かつての日本の歴史を思い出すべきです。
続きは有料Noteまたはブログで
ここから先は
¥ 300
最後まで読んでくださりありがとうございます。 もし記事が気に入って頂けましたらご支援いただけると嬉しいです。頂いたご支援は活動や書籍の購入など、今後もより良い記事や作品を作れるように使わせていただきます。