
多色のレイキ基盤を考える~そのレイキデッキ、大丈夫?多色デッキを安定させるには?~
カードゲームにおいて、単に総レイキ(コスト、マナ)が揃っているだけではカードをプレイできるとは限りません。
特定の色のマナが必要になる「色拘束」を満たさなければ、せっかくの強力なカードも手札で腐ってしまいます。
この記事では、デッキの安定性を高めるために、特定の色のカードをどれくらいの枚数デッキに入れるべきかの目安を見ていきます。


必要な色マナを引く確率の目安
以下は、15枚のレイキデッキの中から、特定の色のレイキを引くためにデッキに必要な枚数の目安です。
そのターンまでに90%以上の確率で揃っているところを目安にしました。
個人的には85%を切るとかなり怪しくなり、90%弱は少なくとも欲しいラインだと思っています。
デッキの構築時に参考にしてみてください。
特定の色を1枚引きたい場合
2ターン目までに引きたい → 10枚
3ターン目までに引きたい → 8枚
4ターン目までに引きたい → 6枚
5ターン目までに引きたい → 5枚
6ターン目までに引きたい → 4枚


特定の色を2枚引きたい場合
3ターン目までに2枚引きたい → 12枚
4ターン目までに2枚引きたい → 10枚
5ターン目までに2枚引きたい → 8枚
6ターン目までに2枚引きたい → 7枚


特定の色を3枚引きたい場合
4ターン目までに3枚引きたい → 13枚
5ターン目までに3枚引きたい → 11枚
6ターン目までに3枚引きたい → 10枚



特定の色を4枚引きたい場合
6ターン目までに4枚引きたい → 12枚
7ターン目までに4枚引きたい → 10枚
8ターン目までに4枚引きたい → 9枚



特定の色を5枚引きたい場合
7ターン目までに5枚引きたい → 12枚


こうして見てみると、
テンシュ率いるセイドウは、色拘束が1と緩いため、セイドウ主体の多色デッキも組めそうです。
しかし、青の主力となりそうな、リーリー (RRR) やルナ (RRR) は色拘束がキツいため、
青単色で使うか、
そのターンに出せたらラッキー、もう少し遅いところで出せるのが普通という認識で多色デッキを構築する、
というのが良さそうです!
デッキ構築の段階で無理が無いか、注意したいですね。
記事としては以上で終わりですが、以下に計算式も載せておきます。
ChatGPTと相談しながら考えていますが、間違っていたらすみません。。
Excelでの基本の計算式は以下の形です👇
=1-HYPGEOM.DIST(0,D$5,$C6,15,FALSE)-HYPGEOM.DIST(1,D$5,$C6,15,FALSE)・・・
()内は
当たりを引く回数, ターン数, デッキ内枚数, デッキ数, FALSE
で、そのターンに特定色が特定数引けていない確率が求められるようで、全体(1)から引いてあげています。
自分はMajic the Gatheringが好きで60枚のデッキを土地を含めて作成する都合上、
色マナカウントをしっかり考えて構築していました。
強いデッキリストをコピーすれば確かに第一線で戦えるのですが、
こういう思考を巡らせるのもカードゲームの楽しみだと思うのですよね。。