蟹面
金沢で11月~12月にしか食べられないおでん種が「蟹面」。話では聞いていたが、金沢に行く用事もなく、40代半ばまで未知の食べ物だった。
数年前に仕事で丁度この季節に金沢出張が発生し、掴んだチャンスはモノにしないとということで食べてみた。
香箱蟹の身や卵、蟹味噌を甲羅に詰めて、腹で蓋して縛っておでんにする。腹の部分が剣道の面に似てるので「蟹面」というそうだ。蟹の身の下には内子、外子、蟹味噌が詰まっていて、堪らない一品だ。蟹のおでんなんて私からすればとても贅沢だが、昔は香箱蟹は流通せず、地元で普通に食べていたそうだ。
甲羅に注がれた熱燗を啜りながら、続きを考えるのもいい
ちなみにこのときは以下の写真のような感じだった。
また機会があったら行きたい。