ミルグラムの判決が違っていた場合の第一審→第二審展開IF(想像)
⚪︎はじめに
ミルグラムは、視聴者が各囚人を「赦す」か「赦さない」かを決めるコンテンツです。
もし、第一審で別の判決を下していれば、また違った展開になったかもしれない……。
そんな展開IFを自分なりに考えてみましたので、よろしければどうぞ!
⚪︎コトコの襲撃の有無
【分岐条件】コトコ:赦さない
第一審で「赦す」と判決されたコトコは、エスの代弁者となり「赦さない」と判決が下された人たちを襲撃しに行きました。
もし、コトコを「赦さない」にしておけばこの襲撃は発生しませんでした。
余談ですが、メタ的にいうと、シドウとアマネに「治療」の要素が入っている以上、どのような判決がでても第二審では絶対にケガをしている人が出ていたのではないのかなと思います。
コトコが赦されなかった場合は別の人物(例えば「赦す」「赦さない」どちらにジャッジされても動けたミコトなど)が暴れたのかもしれませんね。
⚪︎マヒルの死亡
【分岐条件】シドウ:赦さない
マヒルは、コトコの襲撃により治療がなければ死んでしまうほどのケガを負いました。
もしシドウが「赦さない」となっていたら、マヒルは適切な治療を受けられず死亡していたことでしょう。
ムードメーカーのマヒルが死亡した場合、ミルグラムの空気は一段と重いものになっていたと思われます。
……メタ的に言えば、こんなところで死亡させるのはもったいないので、シドウが「赦さない」になったとしたらケガを軽くしていたんだとは思いますが。
⚪︎フータのケガの悪化
【分岐条件】カズイ:赦さない
フータは、コトコに襲撃されるも、カズイのガードが入りました。そのため、マヒルよりは軽いケガで済んだようです(それでも右目失明の可能性が高い大怪我ですが)。
もしカズイが「赦さない」になっていれば、カズイのガードがなく、マヒルのような重体になっていた可能性があります。
⚪︎コトコの制裁による重傷者の変化
【分岐条件】「赦さない」票の割合の増減
コトコは、「赦さない」の票の割合が高い順に襲撃を行っています。
そのため、「赦さない」の票の割合が変われば、重傷者も変わってきていたのだと思います。
わかりやすいところでは、フータとマヒルの割合が逆なら先に襲われたフータが重傷、その後に襲われるマヒルはカズイに守られ軽傷といった感じになると思います。
……カズイが男を優先して守るわけではないという前提の話ですが!
また、アマネの票の割合がもっと高ければ、フータやマヒルの代わりにアマネがケガをしていたと思われます。
【追記】
ジャッカロープの報告を見た限りは上のようなイメージだったのですが、第二審のコトコのボイスドラマを聞く限り、コトコの襲撃順は
ミコト→フータ(※カズイ防衛)→マヒル
だったように思えます。
おそらく強い順でしょうか?
アマネに行くには時間が足りなかったようです。こちらの場合は、票率が変わったとしてもコトコの襲撃順は変わらない可能性が高く、こちらの話とこの下の話の可能性はほぼなくなります。
一体どちらの襲撃順が正しいんでしょうね……?
⚪︎アマネの治療拒否
【分岐条件】アマネの「赦さない」票の割合が+4%以上
コトコは「赦さない」票の割合が多い順に襲っていました。そして、エスが目覚めるまでにはアマネにまで手が回らず、襲撃はありませんでした。
しかし、アマネの「赦さない」票の割合が+4%以上あれば、フータやマヒル以上の割合になり、コトコが優先的に襲ってくるようになります。
コトコの襲撃によりケガをした場合、アマネは信仰上の都合により治療拒否をしていた可能性があります。マヒルと同じ重体になった場合、治療拒否をすることでアマネが死亡することもあり得ます。
個人的には、アマネが治療拒否をした時に医者のシドウはどういう行動を取るのかも気になります。
⚪︎ ミコトの暴走
【分岐条件】コトコ:赦さない(?)
もし、コトコが「赦さない」だった場合ケガ人が発生しません。
しかし、メタ的にいうと、シドウとアマネに「治療」の要素が入っている以上、どのような判決がでても第二審では絶対にケガ人が出たのではないかなと思います。
ミコトは「赦す」「赦さない」どちらにジャッジされても動けた上、身に覚えのない殺人でミルグラムに連れてこられストレスがかかっています。
コトコが「赦さない」だった場合、コトコとの戦闘がないためストレスを発散しきれず、ミコトが他の囚人に対して襲撃を行っていたかもしれませんね。
⚪︎赦す、赦さないによる各囚人の心象の変化の違い
【条件分岐】各囚人の判決
看守の判決によって囚人のその後の考え・言動が左右されます。
もし、各囚人の判決が違っていたらどういう思考になっていたのか……実際どうなっていたかは分かりませんが、分からないからこそ想像が膨らみますね!
ということで、もし第一審で逆の判決が下されていたら、第二審ではこんな様子だったのかな? というのを自分なりに想像してみました。
ここから先の話に根拠はないので、「ここは違うんじゃない?」「あの判決とあの判決が組み合わさった場合、別の展開になったかも」みたいなことがいっぱいあると思います。一個人の妄想ということで、お手柔らかにお願いします!
・ハルカ(第一審:赦さないの場合)
自分は生まれてきてはいけない存在だったのだとさらに落ち込む。エスが「まだ第一審だ」と慰めても「だって看守さんが赦さないと言ったんですよね」と落ち込み、次も「赦さない」だったら自殺すると言って聞かない。
・ユノ(第一審:赦さないの場合)
「赦す」の時とあまり態度は変わらない。ミルグラムに冷めている。「判決なんてどうでもいいよ。そもそも私もう死んでるかもだし?」のような発言をしてエスを困惑させる。
・フータ(第一審:赦すの場合)
自分は正しかったと自信を持つ。エスに友好的になり、他の囚人に暴言を吐き始める。「オレとお前は仲間だ」と言い、看守がキレるシーンがありそう。
コトコも「赦す」だった場合、コトコの暴力に少し引くも、その思想自体には同調し私刑への欲望が芽生え始める。
・ムウ(第一審:赦さないの場合)
第一審の時のような弱々しい態度が残る。コトコに襲撃されたケガに苦しみ「ここよりは警察のほうがいい」と帰りたがる。自分は何も悪くないのに、いじめられて(ケガをして)いるのは変な判断をした看守のせいだと言い、「赦さない」と恨む。
・シドウ(第一審:赦さないの場合)
自分が赦されなかったことで(第一段階の身体拘束がされていたため?)ケガしている人を治療できない、あるいは治療しきれなかったことに嘆く。「赦さない」という判決には納得しているが、治療をするために「赦してほしい」と「赦さないでほしい」の間で揺れる。
・マヒル(第一審:赦すの場合)
自分の恋が認められたため、吹っ切れて新たな恋を探し始める。周りが混沌としているため派手には恋愛トークをしないが、ミルグラム内でも恋の波動を感じ始める。お相手はエス……?
・カズイ(第一審:赦さないの場合)
ケガ人が出たことについて、「自分が赦されていれば救えたかもしれない」と溢す。判決に落ち込むも、エスが自分の中身までは分かっていないと知ると少し安心して指に嵌まった指輪を触る。
ユノ曰く「他人に興味がない」ように見えるとのことだったので、ニ回連続で「赦さない」になった場合は「最年長の男性警官だから皆を守らなければならない」という責任を放棄して成り行き任せにするかもしれない。
・アマネ(第一審:赦すの場合)
自分の宗教とミルグラムの目指す理想郷は同じだと喜び、他の囚人に布教を始める。特に「赦さない」と判決が下された囚人に、悔い改め神を信仰するよう働きかける。
・ミコト(第一審:赦すの場合)
自分が普通の人間であることに安心し、多重人格者であることに気づかない。「何もないんだから早く出して」と主張する。
コトコが「赦す」になると特に何も起こらないかもしれないが、コトコが「赦さない」になった場合は犯罪者ばかりの監獄内に居るストレスから別人格が暴れる。
・コトコ(第一審:赦さないの場合)
自分が赦されなかったことで(第一段階の身体拘束がされていたため(?)ミコトが暴れるのを止められず)犠牲者が出たことに怒る。エスの判断ミスを糾弾し、悪への強い憎悪を吐露しながらも、罪人を制すべく再度協力を持ちかける。
⚪︎まとめ
もしあの時ああだったら……そういう「もしも」を考えるのってすごく楽しいですね。
色んなパターンの「もしも」が見たいので、ミルグラムの運営様には企画終了後にファンブックを出して欲しいなと切実に思います。
「大筋としてはこういうパターンも想定していた」や「判決が違った場合の囚人の立ち絵ラフ」などでも十分ですので……運営様……なにとぞ……!!