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【エッセイ①】予想と違った。
この記事を読んでくれている方、こんにちは。
書き手は瀧月(たきつき) 狩織(かおり)でお送りします。
あなたは、『戦争』『紛争』という単語を見て、聞いて何を思い浮かべますか。
今、まさに海渡った先の国で行われている命の奪い合いを思い浮かべることかと思います。
──78年です。
日本国が 大日本帝国 だった頃、全面降伏を認め、戦争の終わりを当時の祖国の民に報せたのは、まだ?いいえ、されど78年。
終戦直後に生まれた方々が、高齢者と呼ばれる月日が流れているのです。
《予想と違った。》
タイトル回収と参ります。
今や、日本や日本 以外の国に先の大戦──WW1やWW2の時代──を生き抜いた方々は数を減らしています。
けれど、まだ ご存命なのです。
なのに、どうして?可笑しい。実に、笑える話です。記録として残されているのです。
『虚しいだけだ』
『悲しいだけだ』
『寂しいだけだ』
『ひもじいだけだ』
『喪うだけだ』
そう、語ってくださった先人の言葉があるのに。
──繰り返している。
なんの為の、記録なのか。
なんの為の、記憶なのか。
瀧月には、何かの作品を見ていて印象に残っている言葉があります。
[平和というのは、次の戦争までの準備期間でしかない。]
本当に、どこで見聞きしたのかは忘れました。けれど、なかなかに、しびれる言葉だと思います。
現在。海を渡った先の世界では命の奪い合いが続いている。
『人類』『人間』が存在する限り、本当の平和なんて訪れないのかもしれない。
けれど、瀧月の住む国は『平和』です。
爆音や爆撃に怯えることもなく、規制や制限のない快適な日々を送っています。
本当に、多くの命が失われた壮絶な戦いが78年前にあったのですから、驚きです。
でも、なまぬるい空気に浸っていられるのも今だけかもしれません。
何せ、なかなかに危ういではありませんか。
時事にしっかりと目を向けられている人ならば、何となく、察するかと思います。
底の見えぬ恐怖が口を開けて待っているのです。
──いつ、この日常が奪われるのだろうか。
──今は、まだ春の遠い冬の空。けれど、その空を再び鉄の塊が飛んで、鉄の弾が降り注ぐ。そんな時、自分は……
なんて、不安に駆られる。
けれど、今はその なまぬるい日常 を過ごせることを感謝するしかありません。
日本はこれからも攻め入られたら、反撃するしかないよね。という法律の下、動いていきます。
どうか、悪いニュースだけを見て叩かないでください。
たしかに、『軍は郡(むれ)だ。』というだけあり、隠されたヤミが存在します。
離職率が高いというのは事実です。担い手も数を減らしています。
けれど、
日本の自衛隊は、武器ではなく盾なのです。
攻めるための武器ではなく。
攻めから守るための武装された盾なのです。
先人や、こういったテーマのアニメやマンガ作品でも目にする言葉があります。
『私が暇していられるのは、平和と同義よ』
そう、暇でいいのです。
ぬるま湯に浸かって、生きていきましょう。
でも、もし。
先の大戦を繰り返すようなことが起きるのならば、瀧月は、必死こいて明日(ミライ)を目指します。
物書きとして悔いのない行動を取りたい。
瀧月は、担い手の素質がありませんでしたから。
もし、『軍は郡だ。』に染まられる方は……どうか息災で。その目で耳でカラダで知って、経験して、生き抜いてください。
応援しております。
……はて。何か書きたい気がしなくも無いですが、気持ちがまとまらないので。
今回はこのへんで。
お時間を使って読んでくださり 、ありがとうございました。
またいずれ。
【記事公開日】2023/02/20