#3_37歳バリキャリ女性の婚活体験記
前回の記事はこちら。
幕間では存在を忘れかけていた元彼のウワサが耳に入り、私の心をかき乱したけど、「あの人と結婚しなくてよかった」と整理できた。なぜなら、私がパートナーに求める軸とギャップがある人だから。
パートナーに求めるもの
婚活をする上で、ぴょんが自分らしく生きるためにパートナーに何を求めるのかという軸を洗い出した。
元彼の存在があったからこそ、「この扱いは嫌だ!」と感じた体験を元に軸を絞り込めた。その点では彼に感謝しよう。私は成長している✨
お見合いの中で各軸の評価が高い人ほど、一緒に居心地よく時間を過ごして心を開いていけると思うのだ。
お盆に実家に帰省して、父が私にしてくれたことも参考になった。
私の実家の部屋のベッドのマットレスが古くハウスダストが蓄積していたためか、そのベッドで寝た翌朝に私のマブタが赤く腫れてしまった(幸い腫れはすぐにおさまった)。
そのことを両親と話しながら朝ご飯を食べた。後でベッドに掃除機をかけようと思っていたら、父が無言で掃除機を持ち出し、私の部屋を掃除しだしたのだ。私は、「やっぴ~!」と思いながらTVをだらだら見ていた。
父は優しい言葉をかけるわけではないが、愛情を行動で示してくれるいい例だし、男性が家事に協力的というだけで女性は心と時間にゆとりを持てるのだと思った。
お見合い相手の評価ポイント
パートナーに求める軸をそれぞれ5段階評価して、ポイントを加算していく。
すでに12名中6名のお相手とのお見合いを終え、結果は以下の通りだ。合計値が34ポイントのCさん、Fさんとの仮交際に進んだ。
全体の傾向を見ると、「①会話」のポイントが高いお相手が多く、ここはプロフィールから推察して相性がいいお相手とお見合いを組めているようだ。
差が付く項目としては「⑦家事」「⑧アート」だ。
ここの価値観が高いと、全体の合計点が高くなりやすい。
Cさんは席についてすぐに「お会いできるのを楽しみにしていました!」とWelcomingしてくれて、その後の会話もプロフィールをベースに沢山質問してくれた。お互いに共通する体験なども経ていたので、会話がはずみ楽しかった!仮交際の申し込み後に連絡先を交換してからも、Lineでお互いの興味・関心を質問してラリーが続いているので好感触だ。「⑦家事」はご自身で簡単な料理をしており、「⑧アート」についても私にどんどん質問してくれる。
Fさんはコミュニケーションの取り方が大人しく感じるが、相手に対する先入観が比較的少なく、フラットに会話できる。Fさんが考えていることや体験したこともわかりやすく伝えてくれるので、私も意見を伝えやすいし建設的に話し合いができる方なのではないかと思っている。関係性を深めるのに時間はかかるかもしれないが、意外と相性がよさそうだ。「⑦家事」は外食が多そうだが、洋服のメンテナンスはきちんとされていた。「⑧アート」はコンサートに行くようなので、趣味が合いそうだ。
お見合いのいいところは、「恋は盲目」状態にならずに、客観的に相性の良さを見極められるところなのかもしれない。
元彼を現在のお見合い相手と比較すると、合計値が下から2番目だ。本来であれば仮交際すらすべきではない相手ということだ。出会った当初は積極的にアプローチされ付き合ったが、他に比較対象がいない環境で「恋は盲目」になっていたのだろう。
一方、お見合いでは、自分が「まだ恋に落ちていない」状況で、複数のお相手を比較できるから、お互いの相性の良さを確認しやすい。従って、相性がいいカップルは自然と結婚に至る仕組みになっているのだろうと思った。