37歳バリキャリ女性の婚活体験記(組織論の応用編)
以前の記事で結婚相手をどうやって選び、選ばれるのかを考察して、「誰でもよくない!?」って結論を出したのですが、そこから組織論の観点で理論を発展させてみました!笑
ぴょんと無邪気なメガネさんは、アクティビティの合間に「今後どうする」の話し合いを挟んでいくスタイルでデートを重ねています。
その中で、私が思ったのは「結婚はお相手と一緒により豊かに生きていくことが目的なのであれば、これって組織論が応用できそうじゃない?」ということでした。婚活系の記事はエピソードトークが多いのですが、組織論を応用すればある程度、体系化できそうだと思いつきました✨
どのような結婚相手を選んだらいいかと考えあぐねている人の参考になれば幸いです。
前提として男性・女性とも現在持っている価値観は5年後、10年後と経年変化していくことを想定し、お相手と一緒により豊かに生きていくことを結婚の目的に置きます。
結婚式の宣誓ではかの有名なフレーズがあります。
たしかに、人生いい時も悪いときもあるんです。それを一緒に乗り越える伴侶としてお互いを選ぶってことですよね。それを以下に図解してみました。
男性と女性で年単位のバイオリズムを折れ線グラフで現した時に、「どちらか一方が調子よく、一方が不調なとき」はどうすればいいかは、善良な人だったら明確ですよね。調子がいい方が不調な相方をサポートすればいいんです。具体的には、育児・介護や心身の不調、収入の低下などの問題が想定されます。不調な方は相方からのサポートを受けて、生活が安定して一件落着ですね(夫婦の線)。
では、「お互いの調子がいい時はどうなんだ!?」と思ったわけです。「この時はお互いのサポートは不要なのか?もしくは、どちらか一方が尽くし続ける関係なのか?」と疑問が湧きました。
男性では「専業主婦希望の女性は嫌だ」、女性では「稼ぎが少ない男性は嫌だ」という意見をよく見かけます。これをぴょんの理解で意訳するとこうなります。👇
つまり、男女ともに「依存」されることは嫌で、どちらか一方が尽くし続ける関係は成り立たない、もしくは一定時間経過後に破綻すると考えられます。
では、お互いに調子がいい時は「自立」した関係で、どのような関係を構築すべきなのでしょうか。
まず、お見合いなどで初めて会った男女は、「共通の価値観」を会話のフックとして探しますね。その複数のフックを入口として、質問し合うなどしてより深くお互いの価値観を知っていきます。
この対話を繰り返すことで、お相手の考え方や価値観を取り込み、「夫婦(カップル)の価値観」が構築され、より視野の広い判断をすることが可能になります。この夫婦の価値観は数年後、数十年後とお互いの成長に合わせて、拡大していきます。
この「夫婦の価値観」を利用して実際に物事を判断するときには、「1+1=2」という単純な方程式は成り立ちません。
例えば、物事を判断する時に、「男性の案」と「女性の案」があるとします。この2つの案の共通点をとるのが「妥協」です。これを算式で現すと「1+1=0.2」というように判断規模が縮小してしまいます。
この判断規模を拡大するのが、いわゆる「シナジー効果」です。お互いの意見の違いを尊重し、本質的な価値観を理解して新たな案(第三案)を考えることでシナジーが生まれます。これを算式で現すと「1+1=5」というように結果が増幅しています。
シナジー効果は、信頼関係を構築した上で、お互いの相違が大きければ大きいほど、「第三案」の規模が拡大します。つまり、より豊かな判断基準を手にすることができます。
というわけで長々と論じましたが、組織論の観点でお相手選びにポイントとなることは以下です。
上記5点が「問題ない!!」と自信を持って判断できるお相手であれば、パートナーの素養は十分だと思います。
À bientôt!!