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仕事を辞めない理由

学校の仕事は、大変。
子どもと関わる時間がないとか、
仕事が多岐にわたるとか。
忙しいとか。
確かにみんなその通りだ。

お上の色々に辟易して辞めてやる!!って思ってはいたんだけど、
結局やめてない。

辞めて、心理職で活かせると思って
公認心理師の資格も取った。
スクールカウンセラーも(面接に通ればだけど)できる準備はある。
別でコーチングもやれる。
もちろん非常勤講師もある。
でも、辞めてない。

メンタルをやられて辞める先生もいる。
やりたいことがやれないからって
辞めて、別の仕事を始める先生もいる。
今は、辞めても次があるし、できそうだ。
そんな人も、たくさんいる。
身近にもたくさんいるようになった。

じゃあ、
なんで私はやめない?やめられない?

いろいろ考えて
出た答えは、簡単だった。

結局、子どもと直接かかわるのが
やっぱり楽しいし、好きなんだということ。

公立には色々な子がいる。
保護者が忙しかったり、虐待を受けていたり
子どもに対する意識が高い人もいれば、低い人もいる。
情報がたくさんある人も、少ない人も
そんな色々な保護者の影響を
良くも悪くも受けている子どもたち。
(もちろん、保護者だって良かれと思ってやっていることで、
 同じ対応をしても、こどもによって受け取り方が違っちゃうから
 その関わりに正解はないし、間違いもない。
 保護者だって必至だし、子どもを思ってのことだ。)

いろんな子たちがいるから
大変なんだけど、でも、楽しい。

違う価値観、そだち、個性の子たちが集まって
わちゃわちゃしてるから、楽しいんだよな。

直接子どもたちと関われる醍醐味はそこにある。

それだけいろいろだから
個別に対応するとすると
大変さはある。
そのバックボーンにまで対応していく必要もあるから
負担感もある。

それでも、
直接子どもと関わっているのが楽しくて
他の嫌なこともあるけど
数日して冷静になると、
子どもと直接かかわっている毎日の楽しさが勝っちゃうんだ。

だから、ここまで、辞めずにきたんだな。

きっと
だれだって
先生になった時は
子どもが好きで
子どもといたい。

でも、辛くなるのは
それができないからなのかな。
理想と現実のギャップなのかな。
他のごちゃごちゃが多すぎるからかな。

子どもたちと過ごすために
そして、
自分を使い切らないためにできること

そんなことを整えておけると
先生は続けられるのかもしれないと
ふと思った。

わたしにとっては、
それが、仕事術だったり
適当にさぼることだったり(ちょっと言葉が不適切)
家庭での子どもたちとの関り(子育て)だったりして
結果、うまくバランスを取ったり工夫で来ていたりしていたのだろうな。


理想と現実っていうのはあるけど、
相手は人間
自分の理想の枠には
まあ、はまらないよね。

でも、自分がやりたいと思ったことは
やれるように自分を変えていくってことはできるし
相手を理解しようとすると
自分のやりたかったことも実現できるかも??

そのために、自分を整えておくことが一番大切。
自分の楽しいを大切にこれからもしていきたいと思った。




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