もう1人のお母さんのような娘のお友達。
Cちゃんのお誕生日会を無事終えた。
クッキング大好きなDちゃんご指導のもと、初めてホイップクリームを作るぴぃ。
混ぜても混ぜてもなかなかツノが立たない。
それでもやると言ったからやる。
時々、私と交代しながら、ぴぃはホイップクリームを完成させた。
スポンジケーキにクリームをのせ、フルーツをのせ、食紅でピンクに着色されたホイップでコーティングし、トッピングを並べて完成。
ほとんどの工程を、でしゃばることなく、ぴぃのペースでぴぃのやりたいように、優しく導いてくれたDちゃん。
『ああ、この子はとてもいいお母さんになるな・・・』
そんなことを思わずにはいられなかった。
一方のぴぃは、普段来てくれるお友達の中では仕切り屋なんだけど、「これはできない」とか、「どうすればいい?」とDちゃんに甘えながらケーキを作っていた。
ちょと前までのぴぃ、
できないことを誰にも言えないし、聞けない。
できないことはやりたくない。
そんな傾向があった。
今日しっかりDちゃんに甘えて、聞いて、できるまでやろうとしたぴぃの姿、なんだかかわいかったな。
ぴぃと同い年の子が、ぴぃの成功体験を運んでくれた。
6年生の女の子がみんなこんな感じかといえば違うと思う。
特にDちゃんは他の子より女子力が高めで、
クッキングが好きなのも、「みんなが喜んでくれるのが嬉しいから」という理由まで可愛らしい。
作っていく過程で、いくつかのミッケが発動するのではないかと、私はとても気を張っていたけど、これまた楽しいが勝っていたんだな。
Cちゃんを2人で迎えに行き、プレゼントを渡し、Bちゃんも呼んで4人で手作りケーキを囲む。
ぴぃは仕切りに「牛乳からホイップクリームを作った!!」と言っていたけど、Dちゃんは「生クリームだよ」なんて突っ込むことなく、優しくほほ笑んでぴぃを見ていた。
すごいな、この子。
悔しいほどに、私よりぴぃを認めて受け止めるのが上手い。