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ルー説(ルール説明)
少し予定より早く着いた自分は時間まで1杯だけ店内のBARカウンターで飲みながら時間を潰していた。
ママがお客さんと3階に降りてきて、3階のスタッフに、「ご新規様のルール説明、お願い」と言って6階に戻って行った。
そのスタッフの説明は初心者の方にとても分かりやすく、初来店の方に寄り添っていた。
(ここからはこの様子を見て自分なりに考えたこと)
初心者の方でフリーに来る場合、タイプが何通りかに分類されると思う。
・手役(基準は平和)が分かる/分からない
・雀魂などゲームはやってる/やってない
・友達とセットでリアル牌で麻雀したことがある/ない
・Mリーグを見ている/見たことがある/見ていない
・自動雀卓で麻雀したことがある/ない
・点数計算が出来る/なんとなくは分かるが完璧ではない/勉強中/まだ分からない
・フリーを他店で打ったことがある/イベントならある/ない
今思いついただけで、これだけ分類されて人によって説明にウエイトを置く割合が変わる。
それ以外にもハウスルール(麻雀なら裁定や赤アリルールの話、それ以外にも料金・サービスなど)、守ってほしい最低限のマナーなどは全員に説明が必要なのでかなり話す量は多岐にわたる。
▼あくまで自分が思っていることです。
(元に戻る)
今回のご新規の方は、雀魂はやっていて友達と麻雀店でセットをしたことはあるが、フリーは他の店含めて初めて、点数計算は不安がある方だった。
そのスタッフは状況を把握した上で、Mリーグと雀魂のルールを活かした説明で詳細は省略・点数計算は同卓の方に任せるようご案内し、ハウスルールや最低限のマナーを丁寧に説明してゲームにご案内していた。
初心者が来る麻雀店は、初心者と一括りしても色々な方がいる。共通点は「不安である」の一点なのかなと思う。
今回の説明を聞いている限り、ゲーム進行や点数計算が不安でも言われたマナーを守ってさえすればゲーム自体は楽しめると安心しただろうな、と感じた。
自分も社会人経験がそこそこあるが、営業の話や会議に参加すると必ず思うことは「必要なことを端的に分かりやすく話してください(発表側なら当然心がける)」に尽きるのだが、これが実に難しい。
一流の会社の営業の方でも、散々話を聞いて「で、何が言いたかった?」という場面にしょっちゅう出くわす。
そういった意味では、今回の一連のルー説は「必要なことを端的に分かりやすく話して」おり、一流企業の営業マンに今すぐなってもやっていけるな、と思っていた。
ベルバードの3階でくつろいでいる時も1人でよくこんなことを考えています。
スタッフのななかさんは、浦野さんの送別会の映像作成やこの前のイベントのトレカ作りなどもとてもすごいと思うが、今回も逆にこちら側が勉強になるひとコマに立ち会えました。
さぁ、残りのお酒を飲みましょうかね。