オーストラリアスラング、SMOKOとは?自分の中に刻まれた言葉
僕の心の中に刻まれていた、オーストラリアのスラング「SMOKO」という言葉についてお話しします。
1つ目、
SMOKOの意味は、
オーストラリア、ニュージーランド、フォークランド諸島のスラングで、
「ひと休憩」
という意味です。
興味のある方へ、以下、ウィキペディアより引用です。
1日のひと休憩にお昼ご飯や夕ご飯だったり、明日のご飯用のサワードウブレッドを買求めに来てほしい。
そんな思いを込めて、お店の名前にすることにしました。
自分の焼くパンは惣菜パンでもサンドイッチでも菓子パンでもないし、カフェスペースもない(予定)なので、その場で食べていただくよりも、お家用のパンになるかと思っています。
(もちろん、買ったその場で、楽しんでいただけると嬉しい気持ちです。)
みなさんの1日のルーティンで、
ちょっとした息抜き、ひと休憩の間に、
「サワードウブレッドも買っていくか。」「おおたと小話もすっか」
って、感じで大事な1日の少しお時間をいただいて、お店に寄ってパンをお求めいただきたいなと思ってます。
なので、ひと休憩=SMOKOでいくパン屋。
と、名前をしたいなと思っています。
これが1つ目です。
2つ目、
SMOKOの意味もよくわからないまま、オーストラリアで叫んでいた。
そんな縁もある言葉なのです。
詳しくは、ワーキングホリデーでの出来事(ミートファクトリーでの生活)
で書いております。
当時は「スモコ」とは、スモーキングタイムの省略なのかな。みんなタバコ吸うんかな。なんて工場らしい、ワイルドな言い回しだな。
と、本当の意味も調べずに叫んでいました。
そして何より、
「スモコーーーーーー!!!!」
って、工場内に響き渡る声の大きさで叫ぶと、
「デーーー」(韓国人)
「イェップ」(オーストラリア人)
「シー」(台湾人)
なんて、みんな母国語で答えてくれました。
ちょっと高揚感を感じていましたw
やっと、オーストラリアで人と同じこと(休憩をとること)で喜べているという実感と、人が僕の言うことを理解して反応してくれている。という喜びを感じて心から嬉しくなっていました。
パン職人になる夢を抱いてきたオーストラリアで、
ミートパイ作りたいんだし、ミートファクトリーで働いたら、履歴書に華があるでしょ!と軽率かつ安易なノリで考えた労働先、ミートファクトリー。
そこで起きる、異世界にいるような生活と労働を終えて、
サワードウブレッドに出会い、魅了されていく自分に、
これからもミートパイは忘れない。
そして、ミートパイがあったからこそ選んだ、地獄のような天国のようなよくわからない感覚の中で働いていたミートファクトリーでの生活も忘れない!と思う気持ちも込めて、
そこで叫んでいた、オーストラリアのスラング、SMOKOをお店の名前にすると決めました。
自分のサワードウブレッド、ひと休憩で買い求めて、自宅でゆっくり楽しんで欲しいと思っています。
なので、ちょうど良い店名と思っています。
この聞き慣れない言葉「SMOKO」に愛着を持って
「スモコ(ひと休憩)にスモコでサワードウブレッド買いに行こう!」
なんて会話が日本でも聞けるように頑張ります。
場所の雰囲気やこれからの出会いや縁によって、また変わるかもしれないですが、思い出に残るオースラリアのスラング言葉であって、これからも忘れない(というか忘れられないくらい叫んだ、、、)言葉であるのは間違いないです。