やっぱり僕の大好きな彼女【11/100話】
100日後に発達障害の彼と仲良くなる 11日目
けんかばかり続いていた僕らは、
もう一度話しあいをすることになった。
僕は相手に感情をぶつけられると、
障がいの影響かどうしても
パニックを起こしてしまい
気持ちをコントロールできなくなる。
そのたびに、みぃちゃんを怒鳴っていた。
怖い思いをさせてしているのも分かってる。
だけど、僕だってずっと不安で怖かったんだ。
ただ、今日のみぃちゃんはいつもと違っていた。
いつも悲しい、苦しい、しんどいばかりの会話が、
今日は肯定的に話ができる。
紙に書いて説明してくれたり、
理解度や障がいについてを確認してくれたり。
すごく話しやすかった。
みぃちゃん、たくさんの配慮や工夫をありがとう。
こんなに優しい君だから
僕は好きになったんだよ。
次回、魔法のコミュニケーション