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イエス降誕の地に建つベツレヘムの聖誕教会(2023.7.18)

写真整理が進んだので、イスラエルの旅の続きも投稿していきます。
イエスが生まれたのはベツレヘム。それはキリスト教とあまり縁のない私でも知っていました。しかし、今回の旅で知ったことは、そのベツレヘムは現在パレスチナ自治区(ヨルダン川西岸地区)にあるということ。つまり、アラブ人の町になっているということ。ちょっと驚きでした。
とはいえ、エルサレムからはバスで40~60分ほどです。イスラエル自体がそう大きな国ではない中に自治区があるということ自体が、この地域の複雑さを表しているように思います。

ダマスカス門近くのアラブバスのターミナルからベツレヘム行に乗車
ベツレヘムについて生誕教会までは賑やかなマーケットの中を進む。周りの人々の服装はアラブ風
周囲にいくつかの教会があり、それらを抜けてメンジャー広場へ
メンジャー広場の一角に要塞のように立つ聖誕教会
内部は正教会の礼拝所
黄金のイコノスタシス
地下で礼拝があったようで、聖誕の場所へと入れず1時間ほど待ちました
この階段を降りると聖誕の場所
聖誕の場所に置かれた銀の星
左手前が聖誕の場所で、低い場所にあるのでひざまずいて祈る人が多い。後ろが揺り籠を置いたとされる場所。どちらも大事な場所として祀られている
隣接して立つのがカトリックの聖カテリナ教会。毎年クリスマスの中継が行われるところ
聖カテリナ教会の内部。2023年はガザの戦争により、クリスマスミサは大幅に縮小されたようだ
メンジャー広場へと続くメインの通りの1本北側に、古くからの巡礼路が残されている
この巡礼路も含めて世界遺産に登録されている

キリスト教とではない私たちのような観光客でも、全く問題なく見学することができる、オープンな聖地でした。
それもパレスチナという複雑なところにあるからなのかもしれません。

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