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急性冠症候群のモヤモヤ①(2024年10月)


現場のモヤモヤに答えます

どんなに知識や技術の習得に励んでいても、日常臨床では「あれ、こんなときどうしたらいい……?」と立ち止まることがきっとあるはず。コモンな疾患・症状を取り上げ、気鋭の臨床医監修のもと、現場のお悩み解消に向けたヒントをご提供します。

今回のテーマ

10月のテーマは『急性冠症候群』です。胸痛で来院し、心電図を施行したところST上昇、もしくは高感度トロポニンが著明に上昇している場合には誰もが迷いませんが、なにかが非典型的だった場合にはモヤモヤしながら診療しているはずです。また、転院を要する場合にはどの様な点に気を付けるべきなのか、悩んだことありますよね。今一度整理しておきましょう。編集は総合病院国保旭中央病院 救急救命科の坂本壮です。全4本、お楽しみください。第1回は急性冠症候群の入り口、すなわち「いつ疑うのか」についてです。

急性冠症候群 その①:急性冠症候群を疑うべき胸痛以外の”入り口”って?

もやもや募集中

「現場のモヤモヤに答えます」では、より読者ニーズに見合った内容の記事をお届けすべく、皆さまの“モヤモヤ”を大募集します! 「この疾患・症状を取り上げてほしい」「このテーマで、こんなことに困っている」などがございましたら、以下のURLからご意見をお寄せください。
https://support.nikkeibp.co.jp/app/ask_1001/p/376/

【今後のラインナップ(予定)】
11月:脳梗塞(編集幹事:山本大介)
12月:二次性高血圧(編集幹事:水野篤)
2025年1月:圧迫骨折(編集幹事:和足孝之)
2025年2月:不定愁訴(編集幹事:髙橋宏瑞)
2025年3月:心房細動(編集幹事:水野篤)
以下未定

お勧め書籍

今回編集の坂本の書籍がこちら。今回取り上げた急性冠症候群の基本的事項、ピットフォール含め、救急外来で出会う頻度の高い症候、疾患を取り上げていますのでぜひ読んでみて下さい。
①救急外来ただいま診断中 第2版(中外医学社)

電子版はこちら↓

https://store.isho.jp/search/detail/productId/2406653740

https://www.m2plus.com/content/15262

②ねころんで読める救急患者の”痛み”のみかた(メディカ出版)


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