#だからひとりが好き
前回のコラムで触れた某サイトのブログ企画。実はハフポスト日本語版の「#だからひとりが好き」という企画だ。
http://projects.huffingtonpost.jp/hitori/
海外に住む日本人として日本国内で人々が「自立した個人の生きかた」をどのように考え、生きておられるのかに関心が湧いた。自分自身の生きかたを振り返る良い機会でもあるとインスパイアされた。
寄稿させていただいたブログ記事は以下のページで:
http://www.huffingtonpost.jp/kai-nishino/hitori-aruki_b_17218026.html
ハフポストが米リベラルメディアの日本語版であるにしても、このような企画が前面に出てくるのはバブル期以降の日本で多くの人たちが社会のありかたや生きかたの変化を求めて模索してきたことの表れなのだろう。
このブログ記事を「日本批判」とか「日本という国、社会、文化の否定」と誤解された方は嘲笑的なコメントを残されたが、あの内容は決して日本という国全体の批判や否定ではない。日本の国民性や社会に関してあくまでも僕個人と相性が悪い部分を述べている。
そしてそこにずっと居ては精神的に参ってしまって先がおぼつかないからどんな生きかたをすれば自殺したり鬱になったりせずに、出来れば楽しく充実した生活が出来るかを考え、それをどのように実行したかを書いた。
そのように考え、実行したのは全て自分自身の考えと行動によるものだった。もちろんアドバイスやありがたい援助もあった。で、今になってそれを振り返ると、ああ、自分は基本的にひとりが好きな人間なのだと実感したのだ。
少子化が進んで人口が減っているとは言ってもあれだけの人がいるのだからその全てが日本の社会や企業文化や人との付き合いかたに合わないとか苦手な人が大勢いるに違いない。今の若い世代の間では特にそうなんじゃないか。
そんな人たちが「他の人はどうあれ自分はこうだ」と考えて行動出来れば良いな、そういう道を選んでもそれなりに幸せな人生を築いて生きることが出来れば良いな、と願う。
#コラム #エッセイ #だからひとりが好き #日本 #生きかた #人生 #社会