何処にいても、つながっていける
ネット上に声を出し続ける、情報を発信し続けることで、必ず知人や仕事の相談者は見ています。
みな、情報を求めて、悩みながら見ています。
老いた知人は、声を出すのを殆ど止めてしまいました。昨年開業した知人職人は、必死で声を出し続けています。
内容はともかく、活動している有様を見せることは大事です。愚直に取り組む姿を見て賛同する人も必ず現れると思います。
東京のど真ん中に居ても、声を出さなければ、誰にも伝わらない。山陰の田舎に居ても、ネット環境があれば、つながっていけます。
ホームページを作っても情報を発信しないと誰も見ない
取引先の建築士(古い知人)が独立開業した当初、やむを得ない事情で、私と知人(元契約者)の二人がかりで、彼のホームページを作ったのですが。
知人の建築士が、しばらくして、「仕事の問合せがまったくない」と言い出しました(笑)。約1か月後のことでした。(このときは、この恩知らずがと思いました)
ホームページは作って終わりではなく、「作った時点がスタートであり、その後、継続してブログなど記事を投稿しなければ、誰も見ない。」と伝えましたら、がっかりしていました・・・・・
あれから、約14年が経過して、彼も意味は少しは理解したと思っていましたが、ブログ投稿を軽視しているようです。
私のアドバイスを理解して、コンスタントに継続していれば、また違う世界を見れたかもしれません。
彼はネットの世界を疑念の目で見ています。何処に居ても、やり方次第で、つながっていけるのに。
私は独立開業した時にネットしか選択肢がなかった
私の初めてのホームページは、欠陥住宅を告発する情報サイトでした。これを見て、昔の同僚や取引先は、全て離れていきました。
それは、クライアントがゼネコン・建設省・都市公団だったからです。みな自分の身がかわいいから、私との「つながり」を切ってきました。
そんなことお構いなしに、昔通りつながっていたのは、大学の先輩建築士(提携先:現在は療養中)と取引先防音材メーカー(先代の社長)だけでした。
離れていく人が増える中で、私はマスコミや住宅ユーザーから注目され、問合せが急増しました。ネットの力は影響力が強く、使い方次第で、どうにでもなるような気がしました。
開業して数年後、相談内容が「生活防音」ばかりになり、ホームページを作り直し、現在のような「防音職人」のスタイルに特化しました。
これから独立開業する人へ
私が初めてホームページを作った頃は、無料のCMSサイトは殆ど無く、フェイスブック・インスタ・ツイッターもない時代でした。普通のブログさえ、種類が少なく雛形も面白くないものばかりで、魅力的ではありませんでした。
現在は、多種多様なウェブツールがあり、ホームページを無料雛形で作ることも簡単です。ネットを活用して開業するには良い時代だと思います。
忘れてはいけないのは、「諦めないで継続すること」です。ウェブサイトの世界は継続しなければ意味がありません。
自分で作って運営すれば、お金は殆ど掛かりませんが、継続してコンテンツを拡充する努力が必要です。
最近のネットユーザーは、見た目のデザインより中身を重視する人が、仕事に直結します。需要層が違うのです。見た目を気にする人は、趣味のユーザーです。
情報を発信して、つながっていくことが重要です。