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防音相談について電話で問合せる留意点

電話で問い合わせする人の中には、メールに要点をまとめる労力を惜しむ傾向があるようで、安易に電話で可能性を聞こうとします。

ですが、間取り図もなく、電話で想像する範囲で理解しようとしても、構造的な特徴や建物の間取り、音源の位置関係などの情報がないと、具体的なアドバイスは無理です。

相手のウェブサイトの業務状況や注意事項も読まずに、いきなり連絡する人が少なくなく、大半は対応するだけで時間の無駄になります。検索する人は、まずは問合せ先が、現在どのような業務を主力としているのかを見極める努力が必要です。

いきなり電話しても、有益なヒアリングは出来ないと思います。

また、東日本大震災以降、マンションの防音工事には大きな制約があり、状況に応じて可否を判断することから始めなければ、前に進みません。

メール連絡の後で必要に応じて電話で確認すべき

まずは、概要をメールフォームに記載して連絡することが大事です。

そして、電話での質問をしたい希望日と時間帯の可否を打診してから予約を取るべきだと思います。そうすれば、具体的な防音事例や資料を見ながら、アドバイスをすることが可能になります。

また、新築の場合は、現時点での確認申請や着工・竣工目標など重要な予定を伝えるべきです。この情報をもとに、相談打合せや防音設計などの業務契約の時期が決まってきます。

最初から日程的に無理ならば、良心的な専門業者であれば、率直に可否について説明してくれるはずです。

業界は狭い・専門メーカーのネットワークは無視できない

ウェブサイト(ブログを含む)に記載されていないブラックリスト情報や取引先及び提携先が把握している情報は、重大な事項を含んでおり、中には施主から提訴されている専門業者の事例を掴んでいることがあります。

また、背信行為(無断で専門情報を流用した施主、建築業者など)を行った関係者への防音相談は門前払いされ、防音材の納品も断られます。

相談者が気づかなくても、依頼した建築業者・建築士がブラックリストに入っている場合があります。

専門業者のウェブサイトコンテンツを無断流用した通販業者や誇大広告でユーザーに被害を与えた業者も居ますので、施主や相談者にアドバイスする場合もあります。

実際に、私の元契約者が私の取引先以外のメーカーに相見積りを依頼したときに、あまりにも押売のようなセールストークに嫌気が差し、私に製品メーカーの件で相談された事例があります。その業者は、防音職人のコンテンツを無断流用した通販業者でした(笑)。

また、私の取引先建築士から、極秘情報が入ることもあります。建築士が現場調査した案件のなかに、ブラックリスト業者が含まれていたことがありました。

このように、背信行為は必ず自分に跳ね返ってきます。ユーザーや誠実な専門業者を騙すような人物は、必ず痛い目に遭うと思います。

防音職人は、まず第一に契約者の利益を最優先して計画書を作り、様々なアドバイスを確認申請や着工前に伝えます。連携する建築会社・建築士にも情報は共有します。

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