SOUNDPEATS Q30 plusが届いた
新しい仲間が増えました。
というかオクでポチっていたら落札できちゃったんですけど。w
Soundpeats(https://www.soundpeatsaudio.com/jp/ )さんは2013年創立と若い会社ではありますが、音はもちろんお値段も優しい評判の良い会社です。
最近はBluetooth機種を見るとき使われているチップを気にしているんですが、Qualcomm社のものが搭載されているものを選んでます。もちろんドライバーやハウジング構造・イヤーチップでの音設計も非常に大切ですが、コーデックICで音の方向性も見れたりするので、ご参考までに。
で、このQ30 plusはちょっと古いので、現行のQCC30??やQCC50??という型番ではなくCSR8645というBluetooth4.1規格のチップなので、ちょっとだけ残念。
でもって肝心の音ですが、弱ドンシャリ傾向。少し上の帯域でザラつきと、ボーカル帯域の引っ込みが若干感じますが、普通に良いバランスの音に聞こえます。イヤホンは耳の形状やイヤーチップとの相性、またはイヤーチップそのものの特性などで音のバランスが激変しますので、あくまでもご参考程度に。
(追記:他のヘッドホンとの比較を含めた試聴しました。パーカッションのアタック帯域と7k~10kHz辺りが盛り上がっているドンシャリ傾向でした。個人的にヴォーカル帯域はもうちょっと前に出てきて欲しいところ。艶っぽさという表現が合うかわからないけど、そんな雰囲気が欲しいところ。アタック強すぎるので少し落としたい。ただ、小音量で聞くことを考えるとこの設定はあり。携帯の音量とイヤホン本体のボリュームで調整する音量とでは音のバランス変化が若干違うので、それを加味した音量調節も楽しいかも。自分的には外歩き小音量使いがメインになりそう。)
自分が音について書くときは必ず書こうと思っていることですが、「全ての音は聞いている人によって異なる」ということです。耳の形状も違えば鼓膜の性能や脳の音に対する知覚能力も異なります。また経験による判断も異なり、とりあえず自分が良いと思えば他人が何と言おうとそれは自分にとっていい音なので、他の人の意見は参考程度に。逆に、自分と同じ評価を持つ人の意見は十分に参考になるとも言えます。
最近のワイヤレスイヤホンは左右分離型の完全独立の再生で、左右の音がデータ的にも物理的にも完全に別れているものが多く、またそれを良しとする傾向も見受けられますが、自分はグランドが共通でクロストーク(左右の音が混ざり合う状態)が発生する環境の音が好きというか安心できると今回再確認でできました。
制作現場ではスピーカーや有線ヘッドホンで音を確認しています。音の分離バランスはクロストークを含めて作られています。
最近の完全分離型のイヤホンを聞くときのセンターの層の薄さがなんとなく気になっていましたが、聞き流し程度でしか使っていなかったので、まぁそんなもんかな?程度でした。
今回のQ30 plusは有線イヤホン・ヘッドホンと同じクロストークを備えている音といえます。音のつながりとセンターの厚みに、自分的には違和感が無いというか、安心できるというか、落ち着けるというか、当たり前の空気のような存在??なんとかと畳は新しいほうがなんて言っている輩もいますが、自分はどちらかと言うと安心・安定・慣れた環境派です。オヤジギャグ言って帰ってくる反応が予想できたほうが精神的負担が低いよね。
・・・えっと、何の話だったっけ?
あ、そうそう、そういうことで自分はコードレスイヤホンでも左右が繋がったコードありなコードレスイヤホンのほうが好みだと認識したという、たったそれだけを書きたいと思ったということです。両方お持ちの方は、一度試してみるのも面白いかと。
最後まで読んでいただけた皆様、ありがとうございました。