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【 逆であり裏 】 メルカリの「ゆっくり宅配」 から学ぶ不戦勝視点 投資家のFIREへの旅路 ♯383

メルカリの新しい配送オプション「ゆっくり宅配」が話題となっていましたが、
ここから学ぶことは、不戦勝を勝ち取るということです。


【 通販の課題のクリア 】

ネット通販の業界では、いかに速く購入者のもとへ商品を届けるかという観点から、ハードとソフトが整えられてきました。

それは、ネット通販と、実際の買い物の違いを埋めるための施作です。

実際に買い物に行けば、その場で、物とお金を交換できます。

ネット通販の場合、どうしても商品を受け取るまでのリードタイムが発生します。

Amazonの場合、当日に届く商品もあるほどに、納品までの速度はサービスの差別化と、顧客満足の手段として競争されてきた分野です。


【 競争しない 】

今回のメルカリのサービスは、いかに速く配達するかという競争から抜け出したものですね。

消耗戦をから離脱し、逆のことを行い、顧客満足は満たす策を講じる。

この発想は、とても重要だと思います。

多くの企業が、日本のライバル、世界のライバルと、同種の商品の性能を競っています。

その競争から外れ、違う価値観で勝負することこそ、
不戦勝で勝つことができる企業です。


・Apple

Appleの製品は、性能という面でも優れていますが、顧客はそれ以上に、そのデザイン性、様々な端末の統一感、世界観に惚れています。

つまり、
Appleの製品は、性能の競争から外れ、新たな独自の価値をオンすることで、圧倒的な他者との差別化に成功しました。
不戦勝を勝ち取る製品といえるでしょう。


・Tesla

Teslaも同様に、ガゾリン車という大きな成熟産業への勝負はせずに、
電気自動車という競争相手のいない舞台で、不戦勝を勝ち取りました。

後発の電気自動車企業との差は、かなり開いていますから、
まだ数十年は、不戦勝状態が続くでしょう。


【 常に逆で考えてみる 】

メルカリのサービス、Appleの商品、TeslaのEVのように、
その時メインストリームとは、別の方向を向いて考えてみル。

そして、そこにある、埋もれた価値を発見できれば、
不戦勝は勝ち取れるでしょう。

しかし、メインストリームと逆をいくわけですから、
当然、理解されるのに時間がかかったり、実は、それに価値がない可能性もあります。

しかし、メインストリームで勝負するには、現行の大企業などの資金力には到底敵いません。

つまり、
大企業は、競争に勝つために、資金を使い、その機体を改造できます。
フリーランスや、個人では、そこまでの改造をする資金がありません。
では、もう、勝負はしない。
大企業が設定するゴール地点とは、違うところにゴール定め、価値を見出す!!

これが、個人の勝ち方となります。


【 逆であり裏 】

メルカリのサービスから、不戦勝について考えました。

個人で勝つ手法として、特化するということは昔から言われています。

しかし、
今や、特化するのも難しいほどに、多岐にわたるサービスが存在します。

特化するではなく、
逆を行く
という視点でやってみる。

その、逆とは、ある意味、裏かもしれません。

逆行する、裏を見る
そういった動き。楽しいでしょ。普通にやるより、その方が。


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