![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/85527758/rectangle_large_type_2_762ee7f4a87724dd55dcedcd89433151.jpeg?width=1200)
【 WEBデザイン 】 AISASの法則を取り入れる FirE♯508
本日は、マーケティングの理論をWEBに落とし込んだ、AISASの法則を学びます。
【 AIDMAの法則 】
A:Attention(注意)
I:Interest(興味)
D:Desire(欲求)
M:Memory(記憶)
A:Action(行動)
この法則は、消費活動のプロセスを表します。
知る → 興味を持つ → 欲しいと感じる → 記憶する → 購入する
という流れです。
自分の購買の行動を振り返るとこのようになっていることを実感します。
■ Attention(注意)
どのような良いものも、知らなければ、どうしようもありません。
売る側からすれば、まず、消費者に「知ってもらう」活動が必要になります。
これが、チラシ、広告、SNSでの投稿などになります。
■ I:Interest(興味)
このInterestは、Attentionと同時に起きるべきものだと思います。
例えば、SNSを眺めていて、広告が出てきて、「注意」は引かれたとしても、「しょうもな」と思えば、Interestとはなりません。
Attentionと同時に、「え?なにこれ??」とさせる施策が必要です。
興味をひけるかどうかは、一瞬で決まります。
■ D:Desire(欲求)
「興味」が出たら、次は、「欲しい」へ移行させます。
つまり、どうやって「買いたい」と思わせるかがポイントとなってきます。
本当に必要か?
これって高いじゃない?
他にいいものあるんじゃない?
こういった壁=不安を解消することが必要になります。
■ M:Memory(記憶)
「欲しい」まで行っても、即購入とならない場合の方が多いでしょう。
ここでMemoryが必要になります。
覚えておいてもらうというよりも、
思い出させる方が多いと思います。
WEBの広告は、これが甚だしいですよね。
検索したスニーカーが何度も広告に出てきます。
一度、冷めた欲求も、スニーカーを見ると、再度「欲しい」が出てきます。
■ A:Action(行動)
ここでやっと「購入」となるわけですが、
この段階で、
どこで売ってんるんだ?
購入にユーザー登録が必要?
などの、めんどくさい工程があったりすると、購入までいかない可能性があります。
しっかりと、ゴールまで導く必要があります。
【 AISASの法則 】
A:Attention(注意)I:Interest(興味)S:Search(検索)A:Action(行動)S:Share(共有)
AIDMAの法則の、WEB版がAISASの法則と言えます。
知る → 興味を持つ → 調べる → 買う → シェアする
このような流れになります。
AISASの法則の法則は、「シェア」された後に、さらに「知る」へ戻り、ループする可能性があります。
これが、バズった状態です。
爆発的なヒットを生む可能性があります。
【 WEBサイト 】
WEBサイトは、A:Attention(注意)の道具でもあり、
S:Search(検索)後の場所でもあります。
I:Interest(興味)のための場です。
ECサイトではあれば、A:Action(行動)の場でもあります。
さらに、SNSボタンがあれば、S:Share(共有)も、その場で可能です。
全てを兼ね備えることができるのです。
最も重要なのは、A:Attention(注意)です。
どうやってサイトにアクセスしてもらうのか?
この施策、つまり、SEOが重要となります。
このツールとして、Googleはもちろんですが、SNSの影響力は、これを凌ぐものとなっていますね。
このように考えていくと、SNSの更新が仕事としてあることも納得です。
個人のSNSも「運用」する時代です。
これができれば、十分生きていけてしまう時代です。
【 WEBサイト構成 】
WEBサイトを作る際に、先日の買いた、
ナッジ理論と、
AISASの法則の考えを取り入れて設計すると面白い結果が出そうです。
デザインとは、見栄えが良いということだけでなく、
こういった法則などを活用した、設計が必要です。
難しいことですが、このようなことを頭の片隅においてデザインするのと、
見栄えだけを考えてデザインするのでは、
レイアウトや、色合い、ボタンの配置に違いが出てくるでしょう。
【 まとめ 】
WEBサイト設計と、マーケティングの法則について考えました。
今回のようなことを考えながら、デザインをしていきたいと思います!!