【 思考法 】 "できないことがわかった" 投資家のFIREへの旅路 ♯424
昨日のテレ東のWBSにて、紹介されていた「スパイバー」という会社。
代表は、関山和秀さん39歳です。
【 スパイバー 】
2007年にクモの糸を人工的に作ることから始まった会社です。
2013年には、この人工クモの糸を使ったドレスを発表しました。
この技術を発展させて、現在では、自然由来の原料から様々な素材を精製する技術を確立しました。
ポリエステル、デニム、革、プラスチックなどの素材を、植物由来の原料から作ることができます。
それは、地球環境への配慮が念頭にあります。
現在では、ノースフェイスのアウターなどの生地に採用されています。
【 できないことがわかる 】
ノースフェイスとの共同事業となった、人工クモの糸を使ったアウターの発表があったのが、2015年でした。
これを商業化する際に、問題が出てきたそうです。
それは、水や、湯に対して、ひどく縮んでしまうというものでした。
ここで、研究を1から見直したとのことでした。
この時の、関山氏の心情は
「よっしゃ!このやり方だとできないことがわかった!」
そして、再度やり直した研究の工程で、得たのが、
人工クモの糸から、様々な素材を作る技術でした。
【 部分的成功 】
研究者の方には、このように
「できないことがわかった」という考え方が多いとのことでした。
これは、以前に、堀江氏の話にも出てきた
「部分的成功」という考え方と似ていると思います。
この考え方は、ポジティブで、立ち止まらないための考え方ですね。
自分にとって、何か失敗したー!
と思うことがあったら、これを思い出しましょう。
「うまくいかない方法がわかった」と考える。
つまり、自分は「かぜ」だとわかれば、風邪薬を飲むという対策が打てる。
「なんか調子悪いなー」では、
何の薬が適切かわからないままなのです。
自分にとっての、壁は、処方箋が見つかったことを意味します。
これは、まさに、部分的成功です。
対策を講じて、また進みましょう!!