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【 Meta 】 「Horizon Worlds」 利用者10倍 30万人突破でメタバース事業成長の兆し! 投資家のFIREへの旅路 第326回
metaのVRサービス「Horizon Worlds」の月間ユーザーが
昨年12月から10倍に拡大し、30万人にまで成長しているとのことです。
Facebookから社名をMetaに変更してまでも取り組んできたメタバースの事業が少しづつ良い方向へ進んできました。
【 Horizon Worlds 】
VRヘッドセットを装着して、自分で作成したアバターで仮想空間を体験できるというもの。
VRヘッドセットはこのようなものです。
Oculus Quest 2というヘッドセットが必要になります。
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このヘッドセットを装着することで、仮想現実世界にいるような体験ができるわけですね。
仮想空間上でプレイヤー同士で会話をしたり、ゲームに参加したり、買い物をしたりといったことができます。
今後は、仮想現実空間で自分のアバターが着る服や、自分の部屋に置く家具が、実際のブランドが販売する可能性もありますね。
・ 特徴
他のメタバースと違う点は、
「ワールドクリエイトツール」にあります。
クリエイターが仮想現実空間内で、ワールドを自作できるとのことです。
それはコントローラーで、オブジェクトを取り出して、ここに置く、この大きさにするなどを直感的な操作が可能であるようです。
仮想現実の世界で、自分の理想の「生活」が実現できるかもしれませんね!
・問題点
Facebookのサービスでは、ヘイトスピーチ、暴力的な表現などが問題になっており、その取り締まりに苦労しています。
また、Instagramでは、投稿への反応が10代のユーザーへの精神衛生上、悪い影響があるという内部文書が流出しその影響が広がりました。
こういった問題が、メタバースというより現実の感覚に近い体験の場で起こり得るわけです。
現実世界で起きることが、仮想空間でも起きるわけですから、その対策が重要となります。
・対策
Metaは、2月新しい機能を導入しました。
それが、
セーフティ機能「個人境界線」
アバターから約60cmの範囲には接近できない仕様です。
これは、バーチャル痴漢を防止する目的があります。
また、この設定は、ユーザー側でのオンオフの設定はできません。
全ユーザーに基本設定として有効になります。
このように、Metaは、メタバースでの規範を整えていくことで、
その後に起こり得る、問題に早期から対策をしています。
Facebookでの反省が活かされていると言えるでしょう。
【 メタバース普及のカギ 】
Horizon Worldsは、現段階では、広く広がっているは言い難いですが、
ユーザーは確実に増えています。
問題は、ヘッドセットなどのハードウェアです。
SNSの普及がスマホという接続のための端末の普及に比例したようにです。
PCしかネットに繋がる手段がなければ、SNSの普及はなかったでしょう。
つまり、
メタバースに繋がる手段が、どれだけ簡素化されるか!
そのハードがどれだけ広く普及するか!
これが鍵となりますね!
サングラスくらい気軽に着けられるヘッドセットになれば
良いですよね!!
もう少し整ってきたら、私もメタバースに入ってみたいと思います!!
【 投資 】
Metaの株価は、Facebookの会員の減少などを要因に、大きく下げています。
その他の影響も多大にあるのですが、比較的安い状況です。
この先、このメタバース事業が本格的に動く傾向が見られれば、株価の回復はあります。
S&P500が調整局面に入った今、Metaへの投資は逆風になるわけですが、
ここで、どう動くかは、あなた次第!!
コロナショックで大きく下がった時に、勇気を持って、リスクをとった人だけが利益を得られたわけで。
誰もが「だめだ」と思うときに買い向かうことは、リターンをもたらす可能性はあります。
非常に勇気のいる投資ですが、
立ち向かうのも良いと思います!!