【 何がしたいねん映画 】 ブレット・トレイン FirE♯ 733
アマプラで無料で視聴できる昔の映画を観ていこうというコーナーです。
無料だからって2時間くらい消費するので無駄にはしたくない。そんなあなたの参考にどうぞ。
今回は「ブレット・トレイン」です。
■ ブレット・トレイン
ジャンル:アクション
2022年に公開後早めにAmazonにてレンタル視聴可能となり、先日よりプライム会員無料となりました。
原作はマリアビートルで伊坂幸太郎による日本の小説で、2010年9月22日に角川書店より発行された。
舞台は日本の新幹線、東京ー京都間の話。
主演はブラッドピットです。
ブラッドピットが京都でイベント行ったりと、公開までは盛り上がっていましたね。
しかし、映画としての本作は非常に残念な作品となっています。
■無理がある
私は小説は読んでいませんので、映画だけのことを言うと、設定に無理があります。
新幹線については架空のものとのことなので、ファーストクラスなどがあってもまぁ良しです。
しかし、新幹線の通路のガラスが割れても警報が鳴るわけでなく走り続ける。さらに後部の窓を割って侵入しても走る続ける。
殺し屋の外国人が個性的で目立ちすぎている。
トイレに死体放置しても騒ぎにならない。
などなど、架空とはいえ、日本の新幹線を舞台としているのであれば無理があるばかり。
見ていて、「いやいやいや」と感じる点ばかりで、全然入ってこないです。
■ 中途半端
この映画はおそらくコメディー要素を取り入れてキャッチーに殺し屋のストーリーを描きたかったのでしょう。
そしてブラッド・ピット演じるレディバグは「不運」という設定がありました。
この辺りがめちゃめちゃ中途半端です。
コメディー要素は笑えるほどでもなく、描かれる殺人シーンも中途半端。
そしてレディバグの「不運」さを描くシーンも、「その程度かい」といった感じ。
「ついてねぇ」と笑えるほどのエピソードでもなく、ただただ個性的な殺し屋が次々現れて、笑えないコメディタッチで過去を描かれ、フリのきいていない伏線回収がなされるといった流れ。
そして、そんなコメディタッチの中で、日本人だけシリアス。
正直いって、こんなおもろない作品は久しぶりです。
これだけおもろないと、そのおもろなさを知って欲しくてみて欲しいほどです。
【 まとめ 】
ブレット・トレインについて書きました。
時間を無駄にしたくないならみなくていい作品です。