【ドコモ65億円出資】 メタバースが作る社会 投資家のFIREへの旅路 第232回
メタバース事業のヒッキーが第三者割当増資、ドコモが65億円出資
出典:ブルームバーグ
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2021-11-15/R2CD1OT1UM0W01?srnd=cojp-v2
このようなニュースが出ていました。
【HIKKY】
ヒッキーとは、VR体験を通じて、仮想空間で、企業の商品を体験するためのプラットフォームを提供したり、
展示会を仮想空間で行ったりといった事業を展開する企業です。
WEBサイトを観ると、
Netflix、audi、ディズニーなどの企業の商品をVRで体験できるサービスも提供しているようです。めちゃめちゃ面白そうです。
このヒッキーが、第三者割当増資を行ったということ。
【第三者割当増資とは】
第三者割当増資は、新たに株式を発行することを通じて資金を調達する「新株発行増資」と呼ばれる手法の1つです。特定の第三者を対象に有償で新株を発行することを指す。
出典:野村総合研究所https://www.nri.com/jp/knowledge/glossary/lst/ta/zoushi_3
要約すると、新たに発行する株式を売って、資金を得るということですね。
そして、今回は、この株式をドコモが65億円分買ったということです。
65億円の投資の価値がヒッキーの手がけるVR、メタバースのビジネスにはあるということです。
では、そのメタバースとは??
【メタバース】 Metaverse
Facebookが、社名を「Meta」に変更したのは、先月のこと。
これは、メタバースの会社になっていくことの意思の表れでもあり、FacebookというSNSサービスと、社名が同じであることからの変更でした。
世界的企業も、メタバースが次のビジネスの舞台になるとしています。
社名を変えて取り組むわけですから、絶対に成功させるプロダクトになる。
メタバースとは、「meta」(超越、高次の)と「universe」(宇宙)を組み合わせた造語で、オンライン上に構築されたVR空間で、人が活動する世界のことです。
家で、ソファに座り、VRゴーグルをかけてメタバースの世界につながれば、
そこの生活が始まります。もちろん、仕事もできます。
各企業が、メタバースにオフィスを設置すれば、そこに集まり、ミーティングもできるでしょう。
実際には、家のソファにいますが。
つまり、究極のリモートワークが可能になります。
この、メタバースの世界は、ゲームの世界に入るようなイメージでしょうか。
そうなると、世界をメタバースで再現すれば、もはやリアルの世界で、旅行に行かなくとも素晴らしい景色を体験することも可能です。
私の想像ですが、
この場合、視覚は満たされますが、臭覚、味覚、触覚は体験できないと思います。触覚については、触られた感覚を伝えるスーツなんかがあるようですが、まだ先になりそうです。
イーロン・マスク氏は、コンピュータと、人間の脳を繋ぐプロジェクトも進行させているようなので、
これが実現すれば、脳に特定の刺激を与えることで、味覚、臭覚、触覚すらも、メタバースで体験できてしまうでしょう。
そして、そうなると、もはやVRゴーグルも不要です。
Bluetoothで脳と、PCが繋がっているが普通になることでしょう。
こうなると、もはや、人間に肉体は必要なくなります。
脳だけ、保管しておけば、メタバースの世界で永遠に生きることができます。
そして、
メタバースの究極は、マトリックスの世界と言っていいでしょう。
【マトリックス レザレクションズ】
2021年12月に公開される、マトリックスの最新作「マトリックス レザレクションズ」
このタイミングでの新作公開には、意味があります。
メタバースの世界、仮想現実の世界が、現実味を帯びてきた今こそ、リアルに感じることができるからです。
過去作品では、完全にSFであったマトリックスの世界も、
現代では、近未来の出来事になりつつあると言っても良いでしょう。
【もしかしてもうメタバース】
この現実と思っている世界は、もしかしたら既にメタバースの中かもしれません。
そう考えると、死ぬということは、ただのリセットであって、
また、次のアバターとして生まれ変わるだけのことになります。
また、
この世界がメタバースと考えると、なんでもできちゃう世界だとも言えます。
なので、やりたいことやって、楽しんだ者勝ちです!!!
【まとめ】
日本のメタバース企業、ヒッキーへのドコモの投資の話題について考えながら、メタバースが作る未来を想像しました。
これから、まだまだワクワクする体験ができそうな未来に期待が膨らみますね!
これからのメタバースに関するニュースに注目です!