筑波大学で学べる人文地理学の解剖①はじめに
筑波大学は地理学が学べる大学の一つです。語弊を恐れずに言えば、大学で最高レベルの地理学を学ぼうと思ったら、名前を挙げざるを得ない大学の一つといえます。
そう言える根拠はいくつかありますが、その一つとして、筑波大学では多様な学類(筑波大学は学部・学科制を採用しておらず、学群・学類制という特殊な制度を採用しています)において、地理学に関係する諸分野を学ぶことができる点が挙げられます。
しかしながら、これは同時に悲劇を生みます。それは、「選んだ学類でやりたい地理学ができない!」というものです。
正確に言えば、たいていの地理学に関係する学類で、自分のやりたい対象を卒業論文にすることはできますが、その方法論が異なることが多いのです。
そのような悲劇を起こさないための一助として、「筑波大学で学べる人文地理学の解剖」シリーズを不定期で書かせていただきます。これは決して公式的なものではないため、誤情報・古い情報などが含まれている可能性が大いにあります。一番最後に付けた参考にしたサイト等にあたれば、たいていのものは裏取りが可能だと思います。ぜひ、最新・正確な情報に当たってください。
とはいえ、これらをすべて参照する時間は、とくにこの記事の想定読者層である受験生にはないでしょう。一応、更新日時等は書いておきますので、ある程度まで参考にしてください。
またこのシリーズは、タイトルの通り、主に筑波大学の人文地理学関連研究に絞って書いています。
簡単に言えば、地理学は自然地理学と人文地理学に分かれていますが、このうち、前者について解説することは筆者の力量を超えてしまうため、後者についてなるべく詳しく書かせていただくということになります。
さて、今後公開予定のシリーズ続編について先にこの記事でまとめておきます。
なお、このnoteの筆者はかなりの怠惰で、かつ冗長な文を量産するため、この予定通りには進まないものと思ってください。
2024/11/15 初投稿