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シティリーグ1-3のれんげきウーラオス!?こんな構築にはするな

目次

  1. はじめに

  2. 環境考察

  3. 使用デッキと大会結果

  4. 採用カード解説

  5. 各環境デッキに対する立ち回り

  6. 使用候補デッキと不採用理由

  7. おわりに

1.はじめに

初めましての方は初めまして。
福井県を中心にポケモンカードをしているすずです。
今回は自分が参加した3/20のシティリーグ福井に向けてのメモと備忘録になります。

一応投げ銭形式にしておくので、何か参考になることがあればして頂ければ幸いです。

本文に入る前に自分のことを知らない人もいると思うので簡単な自己紹介を書いておきます。
名前は先述したようにすずです。Twitterはこちら→@SOUMA44947236
普段は福井県で活動しており、まれに石川県や京都府などに出かけることもある普通の大学生です。
好きなポケモンはルカリオで、最近はれんげきウーラオスのデッキをよく使ってます。
もし、ジムバトルなどで見かけたら仲良くしてもらえると嬉しいです!

2.環境考察

まずは個人的に予想したTier表からです。
2月中の環境は以下のように考えていました。

Tier0
・ミュウVmax

Tier1
・白馬アルセウス(うらこうさく・ビーダル)
・れんげきテンタクル

Tier2
・アルセウスインテレオン
・アルセウスバレット
・ムゲンダイナVmax
・れんげきウーラオスVmax(水・闘)

Tier3
・フーパファイヤー
・アイアントLO
・れんげきインテレオンVmax
・アルセウスジュラルドン

Tier外で見かけそうなデッキ
・リーフィアVmax
・アルセウスレックウザ
・ゲンガーVmax
・いちげきウーラオスVmax

恐らく、現在ポケモンカードをプレイしている人全員が強いと言うであろうミュウVmaxをTier0とし、その下にれんげきテンタクルや白馬アルセウス、ムゲンダイナといった様々なデッキが存在しているというように予想していました。

書いてあることが全て強いミュウVMAX
ミュウVMAXデッキの非Vアタッカー
打点が高すぎる…


しかし、2月25日に発売された強化拡張パック「バトルリージョン」に封入されている「かがやくポケモン」や「グラエナ」、スターターデッキ「ダークライ」に封入されている「ダークパッチ」といったカードによって、環境に新たなデッキタイプである「WTB(ウォーター・ツール・ボックス)」や「ゾロアークミノマダム」、「ダイケンキVstar」といったデッキが現れました。

ミュウVMAXを1パンする可能性を秘めた非V
新たなデッキタイプであるゾロアークミノマダム
バトルリージョンで登場の新鋭
全ての悪タイプデッキを強化するエネルギー加速カード

これらを踏まえて、再度Tire表を予想しました。

Tier0
・ミュウVmax

Tier1
・白馬アルセウス(うらこうさく)
・アルセウスインテレオン
・アルセウスウーラオス
・WTB(ウォーター・ツール・ボックス)

Tier2
・ダイケンキVstar
・アルセウスジュラルドン
・アルセウスバレット
・れんげきウーラオスVmax(闘)

Tier3
・ムゲンダイナVmax
・ハピナスミルタンク
・れんげきインテレオンVmax
・れんげきテンタクル
・ゾロアークミノマダム

悪タイプが強化されたことにより、若干立ち位置が悪くなったとはいえ、それを乗り越えるデッキパワーがあるミュウVmaxをTier0とし、その下に「かがやくルチャブル」や「ツツジ」による強化が入った白馬アルセウスや、有名youtuberが使用したことで、認知度や使用率が上がると考えられる「アルセウスインテレオン」、悪タイプであり、早いタイミングから攻撃ができることにより、ミュウに勝ちやすい(と考えられる)「ダイケンキVstar」などなどといった様々なデッキが環境に存在しているというように予想しました。
また、対非Vとの試合が難しい「レックウザ」系統や「いちげき」系統のデッキは数を減らすのでないかと予想しました。

3.使用デッキと大会結果

まず、デッキを選択するうえで、Tier0としたミュウVmaxやTier1とした、アルセウスインテレオン、白馬アルセウスを握るという選択肢はありませんでした。その理由は、
練度が低く、練度を上げる自信もなかった!
という非常に弱気なものです。
強いデッキはそれ相応にプレイングが難しく、ミラー戦では練度が結果に直結します。
しかし、それらのデッキをほとんど使ったことがなく、使いこんでいるプレイヤーが参加することも知っていたので、握ろうとは思えませんでした。
また、ダイケンキVstarに関しては、爆発力もあり、環境の立ち位置は良いと考えていたものの、エネルギーが貼れないなどの事故率が高く、ピンとくる構築も作ることができなかったため、握るには至りませんでした。

そのため、それら以外のデッキで、それらのデッキに勝ち筋があるデッキを握ろうと考え、今回のデッキを選択しました。

・使用デッキ 「れんげきウーラオス」

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なぜれんげきウーラオスを握ったか

なぜミュウVMAXが最強だと考えているにも関わらず、れんげきウーラオスを握ったかというと、「予選の4、5戦の内の1回は負けてもいいと思っていた」からである。いくらミュウが最強で、シェア率が高いといっても、カードの入手難易度やプレイングのことを考えると、予選で当たるのは1、2戦と考えるのが妥当である。また、れんげきウーラオスはミュウ(超タイプのデッキ)以外には、マナフィやノコッチといった対策カードがあるといっても無類の強さを誇るため、ミュウに負けても他のデッキに勝てれば予選は抜けれると考えました。トーナメントでは、運がよくミュウを避け続ければ優勝も目指せるとも思っていました。
また、かなり長い期間使っていたため、他のデッキに比べれば練度が高く、愛着もあったため、今回のようなデッキ選択を行いました。

大会結果
1回戦目 VS 神悪連撃 6-0 〇 先攻
2回戦目 VS ミュウVMAX 2-6 × 後攻
3回戦目 VS ダイケンキムゲンダイナ 1-6 × 先攻
4回戦目 VS ダークライVSTAR 0-2(種切れ) × 先攻

結果 1-3
44人中37位

簡単な対戦レポート

1回戦目 神悪連撃 6-0 〇 先行

先行1ターン目にウーラオスに手張りができ、メッソンも置くことができるいいスタート。
先行2ターン目にボスでアルセウスを倒し、しっぷうづきでビッパ、キョダイレンゲキでネオラントとビーダルを倒して勝ち。

2回戦目 ミュウVMAX 2-6 × 後攻

ナゲツケサルがサイド落ちかつ後攻2ターン目にどんどんよぶをしなければならない苦しい展開。
その後何とか盤面をつくり、ゲノセクト2体に150ダメージを乗せることができたため、博士でれんげきエネルギーとチャーレムに触る札を引ければワンチャンあったが、それまでにれんげきエネルギーが3枚トラッシュにいってしまっており、どちらも引けず負け。

3回戦目 ムゲンダイナダイケンキ 1-6 × 先行

先行1ターンにウーラオスに手張りができるいいスタート
しかし、その次のターンにマリィを打たれつつ、アサルトゲートでメッソンを取られ、完全にこちらが止まってしまい、相手には必要なカードを適切なタイミングで引かれ負け。

4回戦目 ダークライVSTAR 0-2(種切れ) × 先行

ガラルサンダースタートで、他にたねポケモンが出せず、2ターンほどドローゴーしているうちに、ダークパッチによるエネ加速やエナジーファクトリーのマタドガスによるエネルギーのかさ増しによって、悪エネルギーが必要数溜まって負け。

というわけで、ミュウには負けるべくして負け、勝てる相手(勝たなければならない相手)にも負け、何のために準備してきたのか分かりませんね、はい。
でも、まあ一応続けます。

4.採用カード解説

これまでのれんげきウーラオスのデッキへの採用が少ないカードに絞って解説をしようと思います。

・マナフィ
れんげきウーラオスとのミラーや最近の流行りであるWTB(ウォーター・ツール・ボックス)に、早い段階でメッソンやジメレオンを倒されてしまうとかなりキツイ展開となってしまうため、それらの対策として採用。
ヨガループの的となるため、回収ネットでの擬似的な回復を心掛けておく必要がある。

・ハイパーボール
すべてのポケモンに触れるカードであるため、クイックボールの5枚目、レベルボールやしんかのおこうの4枚目のようなイメージで採用。
一般的にはレベルボールの4枚目の枠であるが、ウーラオスVを早めに置きたいという意図もある。
うらこうさく軸のデッキはコストの2枚トラッシュが重いため、これ以上の採用は厳しいと思っている。

・キャンセルコロン
バトル場にいるマナフィやミルタンク、ガラルマタドガスやムゲンダイナVMAX、ジュラルドンVMAXの特性を止める目的で採用。
このカードを採用することで、唐突な盤面破壊をすることができるが、基本的にはボスとセットで使用する必要があるため、上振れ要素の強いカードでもある。
個人的にはあまり採用に前向きではなかったが、採用してみると意外とボスと同時に使うことができ、強いタイミングが多くあった。

・ボスの指令の2枚目
キャンセルコロンを採用したことにより、採用せざるを得なくなったカード。
これにより、マナフィやノコッチといった補助ポケモンや、ベンチで育ているアルセウスやその他アタッカーを倒しやすくなったため、採用して良かったと思う。

・基本水エネルギー
うらこうさくのインテレオンで攻撃ができるようにするために採用。そうすることで、本来は苦手対面であるミルタンクに勝ち筋を作り出すことが可能になった。
また、ウーラオスがいない状態で、メッソンと水エネルギーだけが見えると、相手にデッキを誤認させることが可能になる。そうすることで、マナフィやノコッチをトラッシュしてもらえたらラッキーである。

採用候補カード
・ウーラオスVの4枚目
1ターン目に場に出し、エネルギーを貼ることのバリューはかなり高いため、採用する価値はある。
ただ、環境にアルセウスが多いことや、ベンチにVポケモンを並べるデッキもあることを考慮し、今回は1エネルギーで170ダメージを出すことのできる可能性があるガラルサンダーVを優先した。
入れ替えるならガラルサンダーV。

・ジグザグマ(かんしゃくヘッド)
マナフィやフュージョンエネルギーを貼られる前のゲノセクトVを処理しやすくなる。
しかし、ベンチの枠がきついことや、キャンセルコロンを採用したことにより、マナフィを素早く処理する必要性が下がったことにより不採用。

・インテレオン(クイックシューター)の3枚目
マナフィを処理しやすくなることや、打点の調整に役立つこと、ボール系統のコストにしやすくなるなどのメリットがあるが枠の都合上不採用。

・ナゲツケサル(スローイングコーチ)の2枚目
180×2のキョダイレンゲキを打ちやすくなり、ミュウへの勝率が若干上がると思われるが、あっても勝てないことが多く、枠もないため不採用。

・ヒガナの決意
Cレギュレーションが使えるころのエリカのおもてなしのような使い方(ハンドを残しつつ、縦引きをする)をできるカードであるのだが、ハイパーボールを採用している関係上、コストの2枚トラッシュが重く不採用。
ハイパーボールをレベルボールにすれば、採用も視野。

・回収ネットの2枚目
ダメカンが乗ったマナフィの回収やうらこうさくやクイックシューターの使い回し、疑似的な入れ替え札としてなどの多くの使い方があるため、採用する価値はかなり高い。
そのため、非常に採用したかったが、枠の都合上なくなく断念...

・ふうせん、ポケモン入れ替え
入れ替え札が増えることで、最初のターンのどんどんよぶやしっぷうづきが打ちやすくなる。
しかし、なくても何とかなることが多く、ウーラオスが技を使った後に倒される、もしくは、キョダイレンゲキを打つことが多く、入れ替える必要性を低く感じたため不採用。
入れ替えるなら望遠スコープの2枚目。

・やまびこホーン
クロバットVやネオラントVをトラッシュからベンチに出すことで、キョダイレンゲキによるサイドのまとめ取りをしやすくなる。また、ベンチ枠の圧迫にもつながり、相手の展開の妨害もできるため採用したかったが、このカードがなくても勝てることが多かったため、不採用。
オドリドリがいなければ180ダメージのキョダイレンゲキでミュウVを倒すことができるため、ミュウにも勝ちやすくなるかもしれない。
キャンセルコロンと同じように、上振れ要素の強いカードであるとは思う。

5.各環境デッキに対する立ち回り

・VSミュウVMAX
圧倒的不利マッチ。体感的には2割あればいい方。
サイドプランは2-2-2、もしくは、1-2-1-2
使う技は(どんどんよぶ)、キョダイレンゲキ×2、ヨガループ
相手の練度や立ち回りにかなり依存するが、クイックシューターを絡めて、ゲノセクトでヨガループをして少ない攻撃回数でサイドを取り切るのが目標である。
オドリドリを出される、ゲノセクトにフュージョンエネルギーを貼られる、ベンチを絞られるといったことをされるだけでキツイw
また、バトル場にいるミュウV、ミュウVMAXを殴ってしまう抵抗による-30ダメージによって、合計のダメージが足りなくなり、ほぼ勝てないため、注意が必要である。
特例として、フュージョンエネルギーやダブルターボエネルギーをトラッシュうすることで、相手のアタッカーが動けなくなりそうであれば、ガラルサンダーVで突っ込むのはありである。

・VSアルセウス系統
基本的には有利マッチであるが、ノコッチとマナフィが両採用されているとめんどくさい。
サイドプランは1-1-2-2、もしくは、1-2-3
こちらはサイドを3-3で取られないように意識する必要があり、2-2-3、もしくは、2-2-1-3を押し付けていく。その過程でツツジを挟むことができればなおよい。
ノコッチやマナフィに対して、ヨガループを決めることができれば、ウーラオスを通して勝つことが容易になる。ただ、最近は大きなおまもりや回収ネット、チェレンの気くばりといったカードの採用も増えているため、クイックシューターを1体に集めるのではなく、複数体に分散して乗せることで回収が間に合わなくなるケースが多い。
相手のデッキにウーラオスが採用されている場合は、メッソン、ジメレオンを早めに進化することや、マナフィが倒されたら、ふつうのつりざおを使ってすぐに展開し直すといったことを意識する必要がある。
フーパVが出てきたら、弱点をつかれてしまうため、早めの処理を目指す、もしくは、雪道を貼ることができるようにしておく。

VSWTB(ウォーター・ツール・ボックス)
マナフィがデッキにあるかないかで勝率が大きく変わる。
相手のアタッカーが起動するためには、モスノウが盤面にいることが必要があるため、キョダイレンゲキでモスノウを2体倒すことができれば、テンポを取ることができる。
相手はどのポケモンもルリナで回収することができるため、ただ倒すだけではほとんど意味がない。そのため、HPが低いポケモンにクイックシューターを集め、ヨガループを絡めて戦っていく必要がある。
盤面にエネルギーが4つあるとクイックシューターを絡めてウーラオスVやうらこうさくインテレオンがスター三―Vに倒されてしまう可能性があるため、盤面のエネルギーの数が多くならないように注意する必要しておく。

VSダイケンキVSTAR
体感的には五分
れんげきウーラオスVMAXがザンゲツスター+ベルト+ルチャブル+かんしゃくヘッド+むじひなやいばで倒されてしまうとほぼ勝てないため、VMAXがワンパンされないように立ち回る必要がある。
具体的には、「雪道を貼る」「ザンゲツスターをウーラオス以外に当てさせる」「簡単にVMAXしない」といったことである。

6.使用候補デッキと不採用理由

・アイアントLO

不採用理由
・一時期話題になり、レシピや立ち回りが広まってしまったため
・練度が高い相手やするべき立ち回りが分かっている相手には勝てないと考えたため

・悪アルセウスウーラオス

レシピ1


レシピ2


不採用理由
1.2共通
・ダイケンキVSTAR1体にサイドを4枚取られてしまうケースが頻発し、勝つことが難しかったため

レシピ1
・最近流行っている「ミルタンク」系統のデッキへの勝ち筋がなかったため
・「メタモン」と「ガラルファイヤー」、「ガラルファイヤー」2体というように場に出し、エネルギーを加速することでミュウには強く出ることが可能ではある。しかし、その盤面を作り出すことの要求がかなり高かったため

レシピ2
・アタッカーを継続させにくかったため
・キョダイレンゲキの2回目が打ちづらく、1回目を使ったあとに置物になることが多かったため

・れんげきインテレオン

不採用理由
・雪道が多投されているため、立ち位置はいいと思ったが、火力が低いため、時間切れが常に頭にチラつくと感じたたため
・最近の流行りであるWTBに入っているケケンカニVや白馬バドレックスなどにインテレオンVMAXがワンパンされてしまう恐れがあり、そうなってしまうと勝つことが難しかったたため

7.おわりに

ここまで読んでいただき、ありがとうございました。

初めて記事を書いたため、読みにくかったり、分かりにくい文章でしたら申し訳ありません。

れんげきウーラオスはこの環境では、優勝はできなくても、予選9回戦の内、7-2、6-3くらいは目指せるデッキだと思います。そのため、今回のこともあり、おすすめはしません(できません)が、握る選択肢としてはありだとは思っています。

私は一週間後のCL愛知には出場できませんが、出場者の方やこれからのシティリーグに参加する予定のある方たちの参考になれば嬉しく思います。

質問・感想等があればTwitterのDMに送っていただければ幸いです。
返信を保証するものではありませんが、次回に生かしたいと思います。

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