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ロータリー財団奨学金生から学ぶ! 地区補助金応募のリアルな対策
どうもわいことわいです。
今回から奨学金を獲得した先輩方へのインタビュー記事を公開していきます。第一回目は、アメリカで修士課程の会計学専攻しているみかんさんに聞くことが出来ました。みかんさんは、『ロータリー財団 地区補助金奨学金』を貰って進学しています。
それでは、みかんさんにバトンタッチしていきますね。
留学を目指そうと思ったきっかけは何ですか?
初めまして、みかんです。
わたしは今アメリカで会計学を学んでいます。わたしは国際的な舞台で働くためには、自分の専門性を高めることが不可欠だと考え、修士課程への進学を決意しました。また、国際機関でのキャリアを目指していたことも、大学院進学を後押しした大きな理由の一つです。
大学卒業後は、営業職として社会人生活をスタート。しかし、営業職では専門的なスキルを身に付けることが難しいと感じていました。特に、海外で働くという長期的な目標を実現するためには、より高い専門性が必要だと痛感し、転職の幅を広げ、自分自身でキャリアを築くためには、専門性のあるスキルが必要でした。
奨学金応募で苦戦したポイントとは?
わたしは、3つの奨学金を応募しました。JASSO、大学のアラム内向け奨学金、そして『ロータリー財団 地区補助金奨学金』です。応募のタイミングが秋先で、仕事の繁忙期と重なっていたことも大きな壁だったんですよね。限られた時間の中で、研究内容を深めつつ研究計画書を仕上げる必要があります。。しかし、文系出身の自分にとって、研究計画書の書き方自体に慣れておらず、そこにも多くの時間と労力を要しました。
研究計画書や「日本にどう貢献するのか?」、そして地域の補助金という名目もあるため、地域にどのように貢献するのか?と問われました。
わたしは本籍地のロータリーの事務所から応募したのですが、この設問は、地元の人々との競争という観点で非常に難しく、研究を通じてなぜその地域に貢献できるのかを論理的かつ説得力のある形で説明する必要がありました。
このプロセスを通じて、自分自身の研究テーマや目的について深く掘り下げる機会となった一方で、大きな挑戦にもなったと感じています。。
働きながら奨学金応募を進めるためのタイムマネジメント
働きながら奨学金に応募するのは簡単なことではありません。。
特に繁忙期には、平日はもちろん、土日も含めてすべてを「パワープレー」で乗り切る日々が続きました笑
その中でも、推薦状のお願いや書類の準備といった他者の協力が必要なタスクは、早めの計画が鍵になります。。お願いごとは2~3か月前に余裕をもって依頼するよう心がけ、スムーズな進行を意識して先方に失礼のない形で段取りしていました。
「ロータリー奨学金の挑戦」
ロータリー奨学金の応募においても、多くの壁がありました。その中でも特に苦労したのが、本籍地で行われる対面面接への対応。面接は平日に行われるため、仕事の調整が必要で、さらに面接地が東京以外の場合、移動のスケジュールを組むのが一層大変でした。これらの調整を乗り越えるには、事前の準備と周囲の協力が欠かせませんでした。
「地域ごとに異なる支援内容と応募条件」
ロータリー奨学金の支援内容は、地域やクラブによって異なる場合があります。私はもともと出願の1年前から留学を計画していましたが、ロータリー奨学金の年度が7月始まりであることを考慮し、渡米時期と対象時期を慎重に合わせる必要がありました。特に7月より前に留学を開始する場合は、前年度に出願しなければならず、このスケジュール調整にはメールでの相談が役立ちました。そうすることで出願までの解像度が上がり、コンタクトしやすくなりました。
どんな工夫や準備が、奨学金に選ばれる結果につながったと思いますか?
ロータリー奨学金に応募する際、大きな助けとなったのが、同じ奨学金を受けた経験のある同僚からのアドバイスでした(この記事も役立つことを祈っています)その中でも特に印象に残っているのが、「募集要項の目的に合わせたストーリーを作ること」の重要性です。どんな留学内容でも、奨学金の求める目的やテーマに合わせて調整し、説得力のあるストーリーを構築する必要があるという点を教わったんですよね。
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