ベトナム滞在記制作中…⑨
これはベトナム旅行では行けない所もにも赴き〈自分が現地で感じたことを記録するだけの〉書籍である!
〜トイレ事情とシャワーの思い出①〜『先客のG』
環境良し、食事良し、風土良し、などなど僕にとってベトナムの雰囲気はぴったりだと叫びたいほど大袈裟に表現したいのだが
やっぱり慣れなかったわけではないが、最初に来て“やりにくかった”のは【トイレ】である。
日本でも洋式よりも和式が使いにくい等々あるがそんなレベルのお話しではない。
基本どこでもお家は水性トイレはある。(全部ではない)大事なのは〈ウォッシュレットがあるか、ないか?問題〉である。
まずウォッシュレットが付いていても中々、その仕様に慣れない。何故か?
またこれも“日本のウォッシュレット”と考えて欲しくない。トイレに座り右か左の壁にトイレットペーパーがあり、その横にいわゆるウォッシュレットがついているのだ。(東南アジアでよくある)
日本の世界最高レベルのウォッシュレットを使い続けた日本人“トイレ温室育ち”の僕にとっては、それが中々、大変なウォッシュレットタイムだであった。
使い方として基本的に股の前から局部に狙いを定める。そして、そのウォッシュレットのレバーを引く。この時注意して欲しいのはレバーを引きすぎない事!
痛い程の水圧ではないが、日本の物とは違い〈シャワータイプ〉なので強すぎると水が当たっている場所から飛び散ってしまう。
もし、それが“大きい方”で
その大きい物が柔らかかった場合…
ご想像にお任せする。
それはさておき、夜にトイレに行きたくなるとベトナムでは少し勇気がいる。
止めてもらった妻の親戚宅は壁に風通しを良くするため、大きな隙間があるのだがガラスの様な塞ぐ物は無く筒抜けになっているので、夜、トイレの電気をつけ中に入ると、何か黒く蠢く先客たちと遭遇する事になる。
北海道生まれの僕には馴染みが無いが、そう、お察しの通りいわゆる『G』である。
G.O.K.I.B.U.R.I…
ほぼ見たことのない僕はGたちは“足が速い”と聞いていたのだが、思ったより早くはなく便座周辺に“たむろ”している奴らはこちらに気づいていても「おっ失礼!」程度の雰囲気で横にどけてくれたのだが
ごめんなさい。僕のお尻周辺から背中にかけ“感じたことのないゾクゾクした感覚”が駆け巡った。
僕は何事もなかったように、開けた扉をそっと閉める。
先客たちのお出迎えは旅が終わる頃まで続くのだった。帰国して思い返してこの文章を綴っているが今思えば、そんなトイレ事情も『夜の先客Gたち』も懐かしい程に思えて、胸がキュンとなっている。何故か切ない。まるで帰れない故郷を思うような気持ちのように。
ベトナム滞在記制作中…つづく。
本編では写真も色々載せる予定〜
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