こんな世の中だから踊り出せ(仮
“ここでしか吐き出せないので…”
今、ベトナムに居る女の子の話です。
今回実はベトナムに来るまで
“ここに来たのは間違いだったのか?”と思っていたのです。
多くは語れませんがここに来る前や滞在中日本に居る知り合いから色々と言われたことが
ショックで体調崩すほどかなり落ち込みモヤモヤしていました。
コーヒー豆販売準備も兼ねてのベトナム訪問でした。
そんな中で前回出会った女の子。多くは語れませんが、たまたま11歳のお誕生日が近いとのことで
ぼくたちが来たタイミングで一緒に祝うことになりました。
その女の子は親が共働きで現地にいないため、5、6年叔父叔母の元で過ごしているのです。
なので、常いお誕生日がきても3人でした。
一度も両親とお祝いをしたことがないのです。
決して派手とは言えないお誕生日ケーキ
“11”のローソクをケーキに刺す。
部屋の電気を消して、ローソクに火をつけて歌を歌いみんなでお祝いしました。
その一時始終その女の子の表情はどこか寂しさも感じつつ、隠しきれない嬉しさも感じました。
数日間、一緒に寝食を共にしてまるで両親のように思ってくれていたその子のその姿を見て
ぼくは“モヤモヤしていた心の中が浄化された”
ような気がしたのです。
“ぼくたちはこのために来たんだ”なんだか照れ臭いのですが、本気で魂の底から思えた出来事でした。
帰り際はあっさりなもので、前回来た時は泣いていた女の子はいつものように明るいいつもの姿で学校へ。
その日には帰らなければならずそれが
今回最後の彼女へのあいさつになりました。
今回の出来事は“偶然”ではあったのですが
あの時“またベトナムに行く”とぼくたちが決めたことは間違っていなかったと思っています。
会いたい時に会う。
生きていると生活も責任も様々なカタチで背負わなければなりませんが
時として思い切って会いたい人に会い、伝えたいことを伝え、一緒にやりたいことをやる。
たまたま海外にその子は住んでいますが
それは日本にいる会いたい人、伝えること、一緒にやりたいことを丁寧に大切に優しく誠実にやっていこうと思えた“宝物”となった気がしてなりません。
今日も長々とお付き合いいただきありがとうございます!ぼくたちチャレンジできる人にお互いなりたいですね!
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