ベトナム旅行記制作中…②
これはベトナム旅行では行けない所もにも赴き〈自分が現地で感じたことを記録するだけの〉書籍である!
〜成田到着早々、借りたケースぶっ壊す〜
12月から数週間前から北海道はすっかり根雪。溶ける気配もない少し早めの根雪。
前日に重量制限のあるため、調整に調整を重ねた荷物を引っ提げ、地元周辺の街から千歳空港でバスで千歳へ向かう。
向かう途中は期待に胸を膨らませてはいるが、ベトナムから帰る頃には北海道の2月。クッソ寒い真冬中の真冬の積雪の事、その帰る頃には“次の月の生活費どうしょう?”など余計な憂鬱さを頭と心の中でめぐらせながら、しばらく会えない街並みを眺めながら巡らせていた。
千歳に到着、前日にたくさんお土産を詰めたキャリーバックを“カタカタ”と唸らせながら、成田へ向かう飛行機の出発時間をしばらく拝めない、コンビニの唐揚げとそんなに上手くないコーヒーを飲みながら待つ。
遂に搭乗する。キャリーバックを引く…
「う〜んっ引きにくいっ」僕は更に強く引っ張る。
カタカタ唸る上手く回らないキャリーバックの小さなタイヤはそこで悲鳴をあげていた事を知らずに。
病気だろうと何だろうと大抵“副作用”は付きものである。何の因果か…唸りを上げていたタイヤよりも先にキャリーバックを引っ張る“取手”掴むところが先にこの長旅をリタイアしたのである。
12月21日夜。成田空港にてキャリーバックの取手終身。
僕「…まずい…!」
”マズいのは飯だけにして欲しいものである。”
と心の中で言ってみるものの、現実は変えられない。
何てったって、このキャリーバック《妻の友人から借りたキャリーバック》であるからだ!
その短い生涯(僕にとって)キャリーバック取手くんと格好よく空港を一緒に歩き回る幸せなひとときはここで終わりを迎えた。
その後、そのキャリーバックはベトナム、ホーチミンに着く頃にはタイヤもろくに回らなくなり、その一生を終えたのである。
その借りたキャリーバックは妻の友人によると「うんうん!捨てても良いよ!」との事。
さよなら。キャリーバック。
そして、ごめんね。キャリーバック。
君が辛い思いをして運んだお土産の数々は今後、ベトナムのご両親をはじめ、親戚、妻の友人を笑顔にしたよ。
その蒼色のたくましい姿を僕は忘れることはないだろう。ありがとうキャリーバック!
ベトナム南部滞在記制作中… つづく
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