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夢見ル絵本 あかつき物語 始まりの話

病院で暮らす子供達に人形動話をプレゼントしようと思ったきっかけについてお話します。

僕の父は障がいを持っています。足の障がいでびっこを引いて歩き、それが子供の頃は恥ずかしかったのを覚えています。幼稚園の運動会ではお友達みんなお父さんに肩車してもらってるのに僕だけ横にぽつんと立っていたり、キャッチボールをしたら僕が投げた下手なボールがそれて僕が走って取りに行ってまた下手なボールを投げてしまう。そんなことがよくありました。
そんな父は幼少時代に雑誌の付録で作ったピンホールカメラに衝撃を受けカメラの世界にのめり込みレントゲン技師として働きながら富士山の写真を撮り続けました。障がいがあっても立派に社会に貢献した本当に尊敬する父です。

そんな障がい者が身近にいる環境で育ち、偏見もなく大人になりました。そんな僕に福祉について考えさせられる出来事が起こります。
母の死です。
62歳で癌が見つかった母は入院し僕は生姜湿布や枇杷の葉療法などを試し病院食に馴染めなかった母の元へお弁当作って通いました。
しかし、2か月たらずで亡くなってしまいます。
亡くなる瞬間に母の手を握り、あんなに重かった命がまるで風船のようにするりとこの手からこぼれ落ちてしまったことを今でも覚えています。

この日から障がい者福祉と介護に強く関心を持ち始め介護福祉士を取得するとともに、様々な障がい者アートを勉強し、遊びの要素を取り入れた参加型音楽教育のカールオルフセミナーに参加しました。その後、どんな身体的特徴を持つ方でも参加できる演劇を開催したり、発達障がいの子供を含めた親子ワークショップなどを行い2015年からは病院で暮らす子供達に本物のアートを届けるスマイリングホスピタルジャパンに参加し首都圏の病院へ演奏と読み聞かせに行っています。

今病院で暮らす子供達は本当に寂しい思いをしています。
免疫力の少ない子供達は親御さんとの面会時間も限られ兄弟とも会えない日々を過ごしています。
そんな子供達が過ごす夜が少しでも怖くないものにしたい、そういう思いから今回は夜のお話を作りました。
人形師山本由也さんに協力いただき、12月12日に絵空箱でライブ撮影、クリスマスころに動画をスマイリングホスピタルジャパン協力いただき子供達のもとに動画を届けます。

ぜひ皆様も子供達のサンタになりませんか?
ご寄付やお手伝いをぜひお願いいたします!!

『Session Yoshiya』
2020年12月12日(土)
「夢見ル絵本 あかつき物語」

『少年が押し入れの中で出会ったのは不思議な猫と夢見ル絵本
少年は光を失った絵本の世界を救えるか?
絵本の世界で繰り広げられるファンタジー』

絵本+人形+朗読+音楽のスペシャルコラボ!

今回のライブの模様は動画にまとめて病院で暮らす子供たちにクリスマスプレゼント!!
ご寄付頂いた方には今回限定のオリジナルグッズをお礼としてお渡しさせていただきます!
ぜひサンタになりませんか??

絵本ダウンロード(公開までお待ちください)→ https://note.com/soulkatett/n/n1a94dee993c8

山本 由也 (人形師)
永山 琴恵 (朗読)
熊坂 路得子 (アコーディオン)
村木充(コントラバス)
角田 幸子 (作話)
夜依ル @Good_night_1077 (絵本原画)

開場18:30
開演19:00
場所:絵空箱(江戸川橋)住所:新宿区山吹町361 誠志堂ビル
料金:自由席3,500円+ドリンク代700円
指定席(6席限定)4,000円+ドリンク代700円
4ライブチケット12,000円+各ステージドリンク代700円
お申し込み:
CoRich→https://ticket.corich.jp/apply/109210/
お問い合わせ:yoshiya.session@gmail.com
080-6649-6788

#みんなでサンタ
製作費以上のご寄付をいただいた場合はスマイリングホスピタルジャパンへの寄付をさせていただきます。
協力 スマイリングホスピタルジャパン
https://smilinghpj.org

よろしければサポートをお願いいたします!いただいたサポートは製作費として活用させていただきます!!