この世の暮らしから離れて、山奥で一人くらそうかな

ところがそれは自我の思うツボにハマることでした

自我が作ったこの世がイヤになって、静かな誰もいないところで暮らしたいなと思うのは、自我の考えそのものです。

この奇跡講座はヘレンという大都会の病院で働く忙しい女性に、対してイエスが語ったのです。
つまり、静かな山奥で一人暮らすためのものではありません。

いまわたしが暮らす環境で取り組んでいいのです。

この世も肉体も、それ自体はなんら意味を持ちません。
ただわたしがそれに解釈をして、理由づけていただけです。

この世に対する解釈も、肉体が体験することへの解釈もわたしの決断です。

この世が現実でないとはっきりと確認し、真に目覚めるまではこの世を見捨ててはいけません。
ある意味では、この世でもがくほど自我を追い詰めることが目覚めることに繋がるのかもしれない。


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