自我の渦巻く中で
この世の出来事は自我の理論が基盤になっています。
芸能人がちょっとした意見をネットに流しただけで、とても炎上することがあります。
それは、その小さな発言に目をつけてネットニュースなどが取り上げて、論争を好む人たちの眼前にぶら下げる。
それに群がる人たち。その様子を見てますます、大勢の人が燃え上がってしまいます。
毎日毎日、どこかしこで騒動が繰り広げられる。
その勢いで世の中は、ぐんぐん加速して破滅へ、人々を死へと運んでいくようです。
その自我の潮流から少しでも離れていたい、外れていたいという思いから、ベジタリアンな食生活になっていることもあります。
『この世にいながらも、この世にいない』
これは、自我を信じているからこそこの肉体を持って生活しているのですが、真実の姿は心だけです。
心には決まった場所も時間もありません。
私の肉体はここにあるかのように体験しているが、心はここにはない。
という意味になります。
これは精神分裂とはことなり、精神とは肉体に付随しているものです。
心はここには居ないので、もとから別々のものです。
精神、理念、考え方や感情は肉体から、発生しているし、肉体や行動をも支配しています。
精神分裂していると、ここでの生活そのものも破綻してしまう。
ここでの生活をキープしながらも、心そのものを感じられてる。
肉体は沢山の事柄を要求します。
心はただ一つだけ、要求します。それは『平安』です。
その平安を叶えるには、私一人では出来ません。
イエス、精霊の助けがいります。
ですから、イエス、精霊にお願いします。
この世での具体的な困りごとや、頼み事は、この世の仕組みに詳しい人や専門家に訪ねたりお願いしたら良いのです。