分水嶺
今の総裁選を眺めて傾斜が二股に別れどちらかを置き去りにしていく二股総裁選。
まさに分水嶺だと思う。
高市、岸田になれば安倍路線の右翼
野田、河野になれば改革派の左翼
どちらかを置き去りにしてしまい結局国際関係を修復する事は無いだろう。
右寄りの方に言いたい。
メディアやインフルエンサーに煽られ流されてるよ。
今のグローバル社会で中国の製品や中国がけしからん。
自由の敵だ。
新自由主義はけしからん。
低賃金労働者を搾取して独り勝ちしてる奴らに一矢報いたい。
まぁ誠に結構だけどね。
中国の製品や部品や新疆綿や食品や雑貨やインバウンド無しで今の生活は更に悪化しハイパーインフレを起こしますよ。
給料減りますよ。
あっという間にスタグフレーションです。
それだけの企業が中国無しでは成り立ちません。
ユニクロ、三菱、トヨタ、ソニー、パナソニック、日立、任天堂、シャープ、日本企業十二社がウイグルの人達の犠牲の上にたってるのですよ。
それなのに中国けしからん、締め出したい、軍備を拡張するんだといきりたちますか?
僕はねそれこそ中国の思う壺だと思いますよ。
経済的に中国が貿易戦争しかけ勝つ算段をつけてると思いますよ。
中国の中央は頭が良い。
日本のようなだらしない政府ではないと見れば解るし。
3倍のGDP、軍のマンパワーと予算もアメリカに次ぐ強国に勝利ないし有利な外交が出来ますか?
僕はね冷静に無理だと思いますよ。
机上の空論も実行力を伴わないなら絵に描いた餅にも劣る屑です。
先ずは総裁選で問題提起を洗いざらし、利権は先ずはおいといて、それぞれの問題提起は納得する部分あるでしょう。
野田さんの子供の問題提起、高市早苗のプライマリーバランス凍結、岸田の財政出動、河野の脱原発。
全部最も重要な課題であり、即やらねばいけない。
それをやるためにイデオロギーはおいといて、どうやったら国際緊張をほぐし、中国の暴走を辞めさせれるか。
国内の散々な状況を変えれるかを即議論すべきなのです。
そこには野党も与党も関係ない。
右左の分水嶺より大事。
亡国かどうかの分水嶺が差し迫ってるのですよ。
今はコロナも含めるなら専門家、国民、与野党。
言葉はあれだが国家総動員でこれから予想される最悪な時代に向かって一つ一つの問題を多角的且つ同時進行で考えねばならないのです。
どれか一つじゃなくどれもやる。
綺麗事じゃないんです。
やらないと國が終わるからです。
少子高齢化すれば高齢者を養えず、ますます子供は減りますよ。
時間がないんです。
中国をほっといても経済的にも、武力でも負け詰みます。
財政出動しなければ内需が更にシュリンクし失業者の大量生産、大不況の修羅の国。
原発を転換しなければ後々維持できずメルトダウンの危機を不可避、核のゴミの行き場がなく環境破壊が進み砂漠化して水は汚染され、高濃度に生体濃縮された食品を食べて健康寿命はだだ下がりするでしょう。
そして国際関係を平和的に支援し、緊張緩和しなければそこらで争いの種が戦争という業火になり怒りが振りまかれ歯止めが効かず世界大戦になるかもしれません。
そうでなくても日本独り立ちは不可能なサプライチェーンではスタグフレーションをおこし直ちに貧困化するでしょう。
都市部は瓦解することでしょう。
そういう未来は想像できませんか?
右や左、ナショナリズムやグローバリズムではないのです。
それらは机上空論も甚だしい、先進国の奢り高ぶり植え付けられた価値観なのです。
人とは助け合い、手を取り共に生きねばあっという間死ぬ存在だとそろそろ理解すべきなのだと思いますよ。
下らない争いよりも困ってる人の手を取り共に立ち上がり前を向き胸を張り歩みだそうではないですか。
隣人を助け。
更に隣人を助け。
そういう心の共有無くして平和な世界は掴めない、武力や経済では絶対にかりそめの平和しか握れない。
貴方のては拳を握りしめてないですか?
ソーシャルディスタンスのように拳や肘では平和は来ません。
手を開き手と手を結び共に歩もう。
僕はそう思うな。