2026北中米W杯 アジア最終予選 第4節 日本🇯🇵 vs オーストラリア🇦🇺 超私的考察
日本代表🇯🇵(16位)vsオーストラリア代表🇦🇺(25位)
◆日時:10月15日(火)19時35分
◆会場:埼玉スタジアム2002
◆テレビ放送:テレビ朝日
ネット配信:DAZN
8大会連続8度目のW杯出場を目指す日本代表は、最終予選のグループ分けで、オーストラリア、サウジアラビア、バーレーン、中国、インドネシアと同組のグループCに入り、第3節終了時点で勝ち点9で首位に立っている。
第3節までの戦績
《日本代表🇯🇵》
①日本🇯🇵7-0中国🇨🇳
②バーレーン🇧🇭0-5日本🇯🇵
③サウジアラビア🇸🇦0-2日本🇯🇵
《オーストラリア代表🇦🇺》
①オーストラリア🇦🇺0-1 バーレーン🇧🇭
②インドネシア🇮🇩0-0オーストラリア🇦🇺
③オーストラリア🇦🇺3-1日本
※予選のレギュレーションについての解説はこちらから
◾️過去の対戦成績
日本vsオーストラリア
27試合11勝9分7敗(39得点・32失点)
直近の試合:FIFAワールドカップカタール2022アジア最終予選
◉2021年10月12日
日本2-1オーストラリア(得点者:田中碧、オウンゴール)
◉2022年3月24日
オーストラリア0-2日本(得点者:三笘薫2)
■オーストラリア代表 基礎情報
W杯過去最高成績:ベスト16(2006年、2022年)
6大会連続7度目のW杯出場を目指すオーストラリア代表は、2次予選では6戦全勝(22得点無失点)という成績だった。
9月からスタートした最終予選では、初戦でバーレーン代表に0-1で敗れると、第2節のインドネシア代表戦でも0-0で引き分け、この成績不振を受け、2018年夏からチームを率いていたグラハム・アーノルド監督が辞任し、トニー・ポポヴィッチ監督が後任に就任した。
現在51歳のポポヴィッチ監督は、現役時代にサンフレッチェ広島やクリスタル・パレスなどでプレー。広島では現在日本代表を率いる森保一監督と同僚だった。
引退後はシドニーFCのアシスタントコーチとして指導者キャリアを歩み始め、2011年5月から2017年10月にかけて率いたウェスタン・シドニー・ワンダラーズでは2014年のAFCチャンピオンズリーグを制覇している。
その後はカラビュクスポル(トルコ)やパース・グローリー、クサンティ(ギリシャ)、メルボルン・ビクトリーで監督を歴任。
初陣となった10月10日の中国代表戦で3バックを採用。『3-4-2-1』の布陣で、アルビレックス新潟DFトーマス・デンやFC町田ゼルビアFWミッチェル・デュークらを先発起用した。
20分にロングボールから簡単に失点を喫したオーストラリア代表だが、前半アディショナルタイムにセットプレーから同点に追いつくと、後半にクレイグ・グッドウィンの見事なミドルシュートで逆転に成功。後半アディショナルタイムにはニシャン・ヴェルピレイが追加点を決めて、3-1で中国代表を下した。
■オーストラリア代表 メンバー
MFマッシモ・ルオンゴとMFコナー・メットカーフが負傷離脱。MFルーク・ブラッタンとMFパトリック・ヤズベックを招集。
▽GK
ジョー・ガウチ(アストン・ビラ)
ポール・イッツォ(ランダース)
マシュー・ライアン(ローマ)
▽DF
アジズ・ベヒッチ(メルボルン・C)
ジョーダン・ボス(ウェステルロー)
キャメロン・バージェス(イプスウィッチ)
トーマス・デン(新潟)
ジェイソン・ゲリア(メルボルン・V)
ルイス・ミラー(ハイバーニアン)
キー・ロールズ(ハーツ)
ハリー・サウター(シェフィールド・U)
ジャンニ・ステンスネス(バイキング)
▽MF
キアヌ・バッカス(マンスフィールド・タウン)
アルディン・フルスティッチ(サレルニターナ)
ジャクソン・アーバイン(ザンクトパウリ)
マッシモ・ルオンゴ(イプスウィッチ)
ライリー・マッグリー(ミドルズブラ)
コナー・メットカーフ(ザンクトパウリ)
エイデン・オニール(スタンダール・リエージュ)
▽FW
ダニエル・アルザニー(メルボルン・ビクトリー)
ミッチェル・デューク(町田)
クレイグ・グッドウィン(アルワフダ)
ネストリ・イランクンダ(バイエルン)
サミュエル・シルベラ(ポーツマス)
アポストロス・スタマテロプロス(マザーウェル)
ニシャン・ベルピライ(メルボルン・V)
■監督
トニー・ポポビッチ
《注目選手》
主将を務めるのが守護神ライアン。
2014年から3大会連続でワールドカップのピッチに立っている。かつては、アーセナルやブライトンに所属し、昨季は菅原とともにAZに所属していた。
今季から、名門ローマに移籍するなどその経験は高く評価されている。
中盤を支えるのがアーヴァイン。
ザンクトパウリの主将として昨季の2部優勝に貢献し、ブンデスリーガの舞台でも今季ここまでフル出場を続けている。
代表チームでも中心選手で、リーダーシップの高さやフィジカルの強さには定評があり、両サイドのボックス内で重要な役割を担う存在。
17歳で代表に初招集され、今年6月に18歳でデビューを飾った逸材。
今季からバイエルンに渡り、セカンドチームでプレーを続けているが、両ウィングでプレーできる同選手のポテンシャルは高く評価されており、レンタル先のDFBポカールではファーストチームでベンチ入りを果たしている。
2015年から清水エスパルスでプレーし、2021年に再来日して昨季から町田ゼルビアに所属。
昨季のJ1リーグ昇格に貢献し、今季の大躍進を支えている。代表チームに欠かせない存在としてもプレーする同選手は、前回ワールドカップのチュニジア戦で決勝点を奪ったりと勝負強さもある。
2020年に来日して浦和レッズを経て2022年からアルビレックス新潟でプレーするデン。
J1リーグ昇格を果たし、2季連続の残留に迫るチームの守備陣の中心選手として日本でもお馴染みだ。
2018年に代表デビューを飾るも、なかなかチャンスに恵まれない同選手だが、新体制となった中国戦では先発出場を果たしている。
■日本代表代表
6月シリーズから導入した超攻撃的3バックを導入したいうシステム/フォーメーション(3-4-2-1)で臨むでしょう。
敵地でのサウジアラビア戦は、前線からのプレスに苦しんだ部分もあった(ウィングバックの裏のスペース)ので、そこをどう修正するか?
主将の遠藤航がコンディション不良で出場できないとの情報が入ってきているので、おそらく先発に起用されるであろう田中碧のパフォーマンスに期待。ビルドアップに関わりながらも、前線に飛ぶ出して得点にも絡んでいく積極的なプレーに期待したい。
GKは、今季からセリエAのパルマで正守護神を務めるで鈴木彩艶で間違いないでしょう。まだまだ、不安定な要素もあるが、足下の技術や身体能力は素晴らしいものがあるので、更なる成長に期待したい。
3バックは、右から板倉滉、谷口彰悟、町田浩樹の先発が予想される。
冨安健洋、伊藤洋輝が不在でこの安定感は日本代表の層の厚さを物語っている。先日、CLデビューも果たしたチェイス・アンリもそろそろ代表に召集されそう。
ダブルボランチは、チームの頭脳であり心臓部である守田英正と、遠藤航に代わり田中碧が入りそう。
このシステムの肝であるウイングバックには、左サイドに所属するブライトンでも好調を維持している三笘薫、右は堂安律か?伊東純也。
個人的には、縦に仕掛けられる伊東純也を配置したい。
この2人で、ピッチの外をワイドにピン止めさせておいて、中に空いたスペースを久保建英、南野拓実or鎌田大地が自由に使うという攻撃が活きそう。
1トップは、所属するフェイエノールトでもエースの座についた上田綺世。
《日本代表 召集メンバー》
▽GK
大迫敬介(サンフレッチェ広島)
谷晃生(FC町田ゼルビア)
鈴木彩艶(パルマ/イタリア)
▽DF
《RDF》
菅原由勢(サウサンプトン/イングランド)
関根大輝(柏レイソル)
望月ヘンリー海輝(FC町田ゼルビア)
《CB》
板倉滉(ボルシアMG/ドイツ)
谷口彰悟(シント=トロイデン/ベルギー)
町田浩樹(ユニオン・サンジロワーズ/ベルギー)
瀬古歩夢(グラスホッパー・チューリッヒ/スイス)
《LSB》
長友佑都(FC東京)
▽MF
《DMF/IH》
遠藤航(リヴァプール/イングランド)
守田英正(スポルティングCP/ポルトガル)
田中碧(リーズ/イングランド)
藤田譲瑠チマ(シント=トロイデン/ベルギー)
《OMF/IH》
久保建英(レアル・ソシエダ/スペイン)
南野拓実(モナコ/フランス)
鎌田大地(クリスタル・パレス/イングランド)
旗手怜央(セルティック/スコットランド)
▽FW
《RFW》
伊東純也(スタッド・ランス/フランス)
堂安律(フライブルク/ドイツ)
《CF》
上田綺世(フェイエノールト/オランダ)
小川航基(NECナイメヘン/オランダ)
大橋祐紀(ブラックバーン/イングランド)
※初選出
《LFW》
三笘薫(ブライトン/イングランド)
中村敬斗(スタッド・ランス/フランス)
前田大然(セルティック/スコットランド)