U-23パリ・オリンピックサッカー⚽️日本代表🇯🇵考察
U-23アジアカップを制して、パリ・オリンピックの出場権を獲得した我らが日本代表🇯🇵
さっそく2024パリ・オリンピックについての基礎情報をまとめてみました。
◆開催時期
2024年7月24日~8月9日
◆試合会場
・パルク・デ・プランス(パリ)
・スタッド・ドゥ・ボルドー(ボルドー)
・スタッド・ドゥ・ラ・ボジョワール(ナント)
・スタッド・ドゥ・リヨン(リヨン)
・スタッド・ドゥ・マルセイユ(マルセイユ)
・スタッド・ドゥ・ニース(ニース)
・スタッド・ジョフロワ・ギシャール(サンテティエンヌ)
◆大会方式
参加16チームは4チームずつ4つのグループに分けられる。各グループの上位2チームがノックアウトステージへ進出。以降は準々決勝、準決勝、3位決定戦、決勝が行われる。
《グループA》
フランス
アメリカ
ギニア
ニュージーランド
《グループB》
アルゼンチン
モロッコ
イラク
ウクライナ
《グループC》
ウズベキスタン
スペイン
エジプト
ドミニカ共和国
《グループD》
日本
パラグアイ
マリ
イスラエル
◆メンバーと年齢制限
各チームは18人の選手で構成される。そのうち少なくとも15人は2001年1月1日以降に生まれた選手でなければならない。オーバーエイジ選手は最大3人まで認められる。
◆過去の優勝国
1992: スペイン
1996: ナイジェリア
2000: カメルーン
2004: アルゼンチン
2008: アルゼンチン
2012: メキシコ
2016: ブラジル
2020: ブラジル
《国別優勝回数》
イギリス(3回)
ハンガリー(3回)
アルゼンチン(2回)
ブラジル(2回)
ソ連(2回)
ウルグアイ(2回)
《グループDの展望》
日本
パラグアイ
マリ
イスラエル
2大会連続優勝のブラジルや古豪ウルグアイを抑えて南米予選で1位となったパラグアイ、ヨーロッパの並みいる強国を抑え、昨年のU20W杯では世界3位に輝いたイスラエル、そして3月に対戦し1-3で敗れたマリと同組。
◆パラグアイ🇵🇾(5大会ぶり3度目の出場)
グループリーグ初戦で対戦するパラグアイは、パリ五輪の南米予選で予選ラウンドと決勝ラウンドでアルゼンチンと対戦し、いずれも引き分け。決勝ラウンドの第1戦ではブラジルに1-0の勝利を収め、五輪2連覇中だったブラジルを敗退に追い込み、マスチェラーノ監督率いるアルゼンチンを抑えて首位で突破した。
注目の選手は、米MLSマイアミでFWメッシとプレーするMFディエゴ・ゴメスが予選最多タイの5得点。試合のリズムとテンポを生み出す存在でもあり、チームの予選突破への推進力として必要なエネルギーをもたらしていた。
パラグアイとは、04年アテネ五輪の初戦で対戦し、3-4で敗れた。パラグアイは、最終的に銀メダルを獲得している。
◆マリ🇲🇱 (5大会ぶり2度目の出場)
2023年に開催されたアフリカ U-23ネイションズカップで3位に入り、2004年のアテネ大会以来2度目となる五輪出場を決めている。
また、昨年のU17W杯で3位になっているなど若い世代が着実に成長している点も見逃せない。
今年3月22日に行われた国際親善試合で対戦。3失点を喫して逆転負けしている。
注目の選手は、プレミアリーグのウォルヴァーハンプトンに所属し、今季トップチームで14試合に出場している22歳の守備的MF ブバカル・トラオレ。
マリのようなフィジカルを前面に押し出してくるチームとの相性は良いとは言えない。いずれにせよ、グループの運命を左右する第2戦でこのチームと当たるのは体力的にもかなりの消耗を強いられるだろう。
◆イスラエル🇮🇱
グループ最終戦で対戦するイスラエルは、今大会ダークホースと呼ばれるチームで、黄金世代と言っても過言ではない。
2019年のU-19欧州選手権では、準決勝で優勝候補のフランスに勝利して準優勝。
さらに、U-20ワールドカップでブラジルを倒して3位入賞を果たし、昨夏のU-21欧州選手権でベスト4に入り、初の五輪出場を手にしている。
注目の選手は、ザルツブルクのオスカー・グルークと元セルティックのリエル・アバダ(シャーロットFC/アメリカ)。また、イスラエルのA代表は今夏行われるUEFA EURO 2024の出場を逃しており、OAでのA代表選手の招集も難しくないだろう。ベストメンバーで臨んでくることが予想される。
■マッチスケジュール
▽グループリーグ(日本:グループD)
・第1戦 7月24日(水) 19:00/日本時間25日(木) 2:00(スタッド・ド・ボルドー/ボルドー)vs パラグアイ
・第2戦 7月27日(土) 21:00/日本時間28日(日) 4:00(スタッド・ド・ボルドー/ボルドー)vs マリ
・第3戦 7月30日(火) 21:00/日本時間31日(水) 4:00(スタッド・ド・ラ・ボージョワール/ナント)vs イスラエル
▽決勝トーナメント
・準々決勝
8月2日(金) 17:00/日本時間3日(土) 0:00(スタッド・ド・リヨン/リヨン)グループD1位 vs グループC2位
・8月2日(金) 19:00/日本時間3日(土) 2:00(スタッド・ド・マルセイユ/マルセイユ)グループC1位 vs グループD2位
準決勝
・8月5日(月) 18:00/日本時間6日(火) 1:00(スタッド・ド・マルセイユ/マルセイユ)※グループD1位の場合
・8月5日(月) 21:00/日本時間6日(火) 4:00(スタッド・ド・リヨン/リヨン)※グループD2位の場合
・3位決定戦
8月8日(木) 17:00/日本時間9日(金) 0:00(スタッド・ド・ラ・ボージョワール/ナント)
・決勝
8月9日(金) 18:00/日本時間10日(土) 1:00(パルク・デ・プランス/パリ)
◆招集メンバーについて
登録メンバーの枠は18名。
オーバーエイジ枠は3名までとなっている。
U-23アジアカップに選ばれていた選手が23名。
すでにA代表入りしている久保建英と鈴木彩艶は規程内の年齢なので、パリオリンピック 代表メンバーに選ばれる可能性がある。アジアカップに召集されたなかった海外組のメンバーはもちろやを、オーバーエイジ枠を3人使うとなると、アジアカップのメンバーから10人近くが落選することになる超狭き門となる。超個人的な視点から、18名を選んでみた。ポジション別を過去データサラダ読み解くと、GK2、DF6、MF6〜7、FW3〜4という内訳になりそう。
◆過去データ参照
過去のオリンピックのポジション別の選出された人数です⬇️
2004 (アテネ)
GK5 DF5 MF7 FW4
OA:小野伸二、曽ヶ端準
2008(北京)
GK2 DF6 MF6 FW4
OAなし
2012 (ロンドン)
GK2 DF6 MF6 FW4
OA:吉田麻也、徳永悠平
2016(リオ)
GK2 DF6 MF7 FW3
OA:藤春廣輝、塩谷司、興梠慎三
2021(東京) 22名
OA:吉田麻也、酒井宏樹、遠藤航
GKは、今年1月に開催されたアジアカップに出場した鈴木彩艶(シントトロイデンVV/ベルギー)と、アジアカップで大活躍した小久保ブライアン(ベンフィカ/ポルトガル)。高さ、身体能力も含め総合的に考えたらこの2人。
DF陣、右SBのファーストチョイスは、アジアカップで安定したパフォーマンスをみせた関根大輝(柏レイソル)。長年この世代のチームを引っ張ってきた半田陸(ガンバ大阪)を残したかったが…。
CBは、オーバーエイジ枠の2人、板倉滉(ボルシア・メンヒェングラートバッハ/ドイツ)と伊藤洋輝(シュツットガルト/ドイツ)を招集したい。伊藤洋輝は左SBもこなせるのも大きい。伊藤洋輝が厳しい場合は、町田 浩樹(ロイヤル・ユニオン・サン=ジロワーズ/ベルギー)で問題無いでしょう。
CBもう1人は、アジアカップで、底知れぬ才能を感じさせてくれた高井幸大(川崎フロンターレ)
に期待したい。左SBは、アジアカップで好調だった大畑歩夢(浦和レッズ)。ラストピースは、両SBをこなせる内野貴史(フォルトゥナ・デュッセルドルフ/ドイツ)。
中盤は、このチームの中心部なので、田中碧(フォルトゥナ・デュッセルドルフ/ドイツ)が召集されるのでは?という話は出ているが、個人的には、このポジションにオーバーエイジは必要ないと感じている。
U-23アジアカップでMVPを獲得した藤田譲瑠チマ(シントトロイデンVV/ベルギー)と、抜群の安定感を誇る山本理仁(シントトロイデンVV/ベルギー)は当確。
アンカーのポジションの控えに川﨑颯太(京都サンガF.C.)か田中聡(湘南ベルマーレ)。
まだまだ成長途中の松木玖生(FC東京)は、当然メンバー入り。残念ながら、福井太智(ポルティモネンセSC/ポルトガル)は次大会に持ち越しになりそう。
攻撃陣は、ほぼ総入れ替えになりそうな予感。
移籍問題もあり、微妙かもしれないが、召集できるなら、東京オリンピックの雪辱を期す久保建英(レアル・ソシエダ/スペイン)、絶好調の鈴木唯人(ブレンビーIF/デンマーク)はトップ下および右サイドでの起用か?どちらかが召集できない場合は、絶好調な荒木遼太郎(FC東京)が入りそう。
さらに両サイドのアタッカー陣も強力。右アタッカーには、オランダでもキレキレの三戸 舜介(スパルタ・ロッテルダム/オランダ)、左アタッカーは、これまたオランダで活躍中の斉藤光毅(スパルタ・ロッテルダム/オランダ)。
FKが持ち味の山田楓喜(東京ヴェルディ)、鋭いドリブルて仕掛ける佐藤恵允(ヴェルダー・ブレーメン/ドイツ)、アジアカップで素晴らしいパフォーマンスをみせてくれた平河悠(FC町田ゼルビア)が枠内に入れられないほどの層の厚さ。
センターFWは、オーバーエイジで、チームでも調子があがってきた上田綺世(フェイエノールト/オランダ)。
そして、もちろんこの世代のエース細谷真大(柏レイソル)。
アジアカップでは、センターFWとサイドもこなした献身的な藤尾翔太(FC町田ゼルビア)、成長著しい福田師王(ボルシアMG/ドイツ)は残念ながら召集外に。
オランダリーグで絶好調のマルチ・プレーヤー佐野航大(NECナイメヘン/オランダ)、ベルギー2部で活躍中、191cmの大型FW後藤啓介(19才 アルデルレヒト/ベルギー)は残念ながら18名の枠に泣かされ、召集できず…。
以上の18名を選出しました。
システム/フォーメーションは、4-2-3-1or4-3-3を想定。
《パリ・オリンピック 代表メンバー 18名 希望》
▽GK(2)
鈴木彩艶(シントトロイデンVV/ベルギー)
小久保玲央ブライアン(ベンフィカ/ポルトガル)
▽DF(6)
◆RSB
関根大輝(柏レイソル)
内野貴史(フォルトゥナ・デュッセルドルフ/ドイツ)
◆CB
板倉滉(ボルシア・メンヒェングラートバッハ/ドイツ)
伊藤洋輝(シュツットガルト/ドイツ)
高井幸大(川崎フロンターレ)
◆LSB
大畑歩夢(浦和レッズ)
▽MF(6)
◆IH/DMF
藤田譲瑠チマ(シントトロイデンVV/ベルギー)
山本理仁(シントトロイデンVV/ベルギー)
川﨑颯太(京都サンガF.C.)
松木玖生(FC東京)
◆IH/OMF
久保建英(レアル・ソシエダ/スペイン)
鈴木唯人(ブレンビーIF/デンマーク)
▽FW(4)
◆RFW
三戸 舜介(スパルタ・ロッテルダム/オランダ)
◆CFW
上田綺世(フェイエノールト/オランダ)
細谷真大(柏レイソル)
◆LFW
斉藤光毅(スパルタ・ロッテルダム/オランダ)
◆日本代表 過去のオリンピック成績
2021年(東京):ベスト4
2016年(リオ):GS敗退
2012年(ロンドン):ベスト4
2008年(北京):GS敗退
2004年(アテネ):GS敗退
2000年(シドニー):ベスト8
1996年(アタランタ):GS敗退
1992年(バルセロナ):予選敗退
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