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季節と色の関係を紐解く講座〜晩秋〜和暦研究家が語る

秋には秋の色が恋しくなる


不思議なもので、秋がやってきますと
秋の色を五感が欲しているのを感じます。

春にはやわらかい色を
夏には鮮やかな色を好み
落ち着いた秋の色はまったく眼中にありませんでした。

こういう秋の色がいいと思う時期が来るのかしら…..
薄情にもそんなことをうっすらと思っていた私。

それなのに、夏が進んで秋の気配を感じ取ると
秋の熟した色味が恋しくなっていることに驚きです。
私たちも自然の一部なんだなぁと実感します。


晩秋の色をめいっぱい語っていただきます!

毎回好評をいただいております
高月美樹さんの季節と色の関係を紐解く講座。

第一回は2022年の夏至。
節目毎に開催させていただいて、
今回は6回目の季節と色の関係を紐解く講座です。
10月30日(水)20時〜21時30分
和暦研究家 高月美樹さんが語る
晩秋編開催です。


前回は一年前の夏

2023年も葛飾北斎づくしの和暦手帳でしたので
北斎ブルーとともに夏のにっぽんのいろのをお話いただきました。

今回は『晩秋』の日本の四季と色の関係を、
いつもながら驚くほどたくさんの日本の色や和暦のこと
また、9月の末に遠野でリアル開催されるWSの報告会も兼ねて
豊かな秋をたっぷりとお話していただきます。

「四十八茶百鼠」

季節と色の関係を紐解く遠野WSでは
色を通して季節を知ることをひとつのテーマとされています。
今回、参加されたみなさんにもっとも人気が高かったのが、鼠色シリーズだったそうです。
やわらかくて上品な中間色の多くに、鼠の名がついています。

私も鼠シリーズが大好き!
ほんとにやわらかでシックな色合いで、ず〜っとみていたくなります。

遠野ハヤチネンダでのWSの風景


「もののあはれ」を感じる秋

秋は花野の季節。ひとつひとつは目立たない小さな花ですが、幾千、幾万のくさぐさの種が受け継がれていく壮大ないのちのめぐりこそが、秋の醍醐味。『真暦考』を著した本居宣長は、「もののあはれとは 命のはかなさや愛おしさを知ること」であり、人が生きるための基礎だと説いています。

「朽葉四十八色」

落ち葉は自然の造形美そのものであり、無限の色の宝庫です。
朽ちていく葉に美しさを見出し、昔は微妙な色合いの違いが認識され、染め物の見本に用いられてきました。

自然界の配色はには理由があり、
日本の美の源泉は自然界であったことに
高月美樹さんの観察者としての視点や多岐にわたるお話から
自ずと見えてくる摂理の世界を一緒に感じていけたら嬉しいです。


こうやって告知を書いてるだけでもうっとりする
高月美樹さんのお話会!

あと10日にせまりましたが、お会いできますこと楽しみにしております。オンライン開催になりますが、アーカイブ視聴もできますので、ご興味ある方はぜひいらしてくださいね


<イベント案内>

<季節と色の関係を紐解く講座 晩秋>
〜和暦研究家が語る〜(オンライン開催)

■開催概要
10月30日(水)20:00~21:30
zoomオンライン 
期間限定アーカイブ視聴あり
講師:高月美樹 (和暦研究家)
参加費:4,000円

■申し込みフォーム
https://ssl.form-mailer.jp/fms/66f66aaa827391

■銀行口座振込
入金を確認後、開催日3日前に、ZOOMのURLをおしらせします。

キャンセルポリシー
1週間前までのキャンセル 0%
3日~前日までのキャンセル50%
当日キャンセル  100%

■お問い合わせ
高木和歌  soulblossom888@gmail.com

■講師プロフィール
高月美樹(たかつきみき)
和暦研究家・LUNAWORKS代表。見て、読んで、感じる手帳『和暦日々是好日』を制作、発行(2003~)。パラダイム・シフトをテーマに自然の一部として生きる未来の生き方を提案している。NHKオンライン講座、日本CI協会講師。
『婦人画報付録、和ダイアリー』(ハースト婦人画報社)、『にっぽんの七十二候』(エイ出版) 『いやしの七十にゃ候』(KADOKAWA)『まいにち暦生活』(ナツメ社)『365日にっぽんのいろ図鑑』(玄光社)ほか監修。連載『月刊マクロビオティック』、WEB暦生活・七十二侯https://www.543life.com/tag/mikitakatsuki/


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