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食べることと群れること ①放牧された馬たちとの出会い ハヤチネンダの森

放牧された馬たちとの出会い

初夏の頃、岩手県遠野での季節と色を紐解く講座のご縁で一般財団法人ハヤチネンダ に訪問させていただきました。

ここは和暦研究家の高月美樹さんが立ち上げから関わりンダ部のゲストで幾度かお話をされています。

季節の色をテーマにした滞在プログラムを!と
ご提案でこの素晴らしい地でのリトリートが実現しました。

画像:ハヤチネンダHPより

遠野クイーンズメドウ・カントリーハウス
馬と人が、共にある暮らしを営んでいくことで
遠野らしい美しい景観が続いてゆくことを願って1999年に開拓がはじまったようです。森をあるくと放牧されている馬と出会います

画像:ハヤチネンダHPより

男の子が2頭と女の子が3頭
馬たちとの気配がここにあることが
私たちの内側の穏やかさに影響するのか

この地を後にした今も
その穏やかさが残り続けています。

女の子はエリとエリザとエリアナ

馬のことは
何も知らずにここにきました。
(正直、馬にそこまで興味があったわけでもなくて)

だけどいまも
すごく心と身体に残ってるし
ついつい人に夢中で話してしまいます。

相手も行く前のわたしのように
「そんなに興味ないだろうなぁ」
なんておもいながらも話さずにはいられません。

こんにちは!

馬が自然体で生きるとは?

男の子たちは奥の放牧地に

ここの馬は自由です。
とても自由です。

乗馬を経験された参加者の方が
「教えられたことと全く違う」と

ちょっと検索すると
馬と人の歴史は5000年前にも遡るようです。
食肉用、農耕馬、乗用馬など、
人の役に立つか立たないかの視点で
馬との関わりがあるのが常だそうです。

たしかにそうですね、、、
今まで意識することもあまりなかったです。
大自然からみると、馬も人も同じ動物なのですが。。。

遠野クイーンズメドウでは、調教をしない馬との関わり、馬の生態を大切にし、森の生態系を考えながら
共にある暮らしを営んでいく在り方へ挑戦されています。


合言葉はホース・ファースト

馬が大好きな赤池円さん

「商業ベースでの馬の施設は
どうしても人間の都合が強くなっていくから
そうじゃない場所があってもいいのではないか」

馬のことが幼い頃から
ずっと大好きだったと
ハヤチネンダ理事の
赤池円さんがお話ししてくださいました。

赤池 円(あかいけ まどか)さん
私の森.jp 編集長 https://watashinomori.jp/
ウェブ制作とコミュニケーションのあれこれ(グラム・デザイン代表取締役)。インターネット黎明期のITベンチャーを経て1998年独立。非搾取的で、やさしく壊れない社会を目指して、主に環境・森林・地域・教育分野の情報発信を支援する。NPO法人森づくりフォーラム理事、一般財団法人ハヤチネンダ理事。


群れることと食べること

とにかくずっともぐもぐもぐもぐ。
放牧されてますから食べ放題なのです。
馬は24時間胃酸が出てるようで
ずっと食べることができるそうです。
逆に1日何回と制限されると
胃潰瘍になってる馬も多いとのことは驚きでした。

もぐもぐもぐもぐ

馬はこんなに大きくて強い体を持っていますが
争いを好みません。群れることで命を守っています。

どっちが先かというと、
食べることより群れること

なかよしのエリとエリザとエリアナ
一頭が移動し始めると必ずみんなついてきます。

なぜなら自然界では、
はぐれることは死に直結すること
だから食べることよりも、群れること優先だそうです

エリの娘がエリザ お母さんがエリアナ

遠野で出会った馬のこと
まだまだ書きたいので次回へ


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