北高尾山稜
3度目の北高尾。いや、本当は御前山 (奥多摩) に行く予定だったのだが、いまいち気が乗らず、また、GWで混んでいるだろうと思い、ごった返すなんてことはないであろう北高尾に変更。いつも通りの静かな山歩き。
昨年の2月末と同様、高尾駅からの駒木野ルート。前回巻いた熊笹山は今回は巻かず。駅から駒木野までは1.3km、15分くらいのロード。誰もいないのでひとり旅決定。GWだというのに始発の電車はガラガラだった。
[ルート] 高尾駅→駒木野→熊笹山→富士見台→杉沢ノ頭→狐塚峠→関場峠→(堂所山手前の)鞍骨沢左岸尾根→山下屋Go'sルート→陣馬高原下バス停 11km強、休憩込みで5時間の山歩
またも忍者のように音を立てずに背後からやってきたトレランの方に驚かされた。2度目。しかし、無数のアップダウンがある北高尾でトレランとは恐れ入る。3度目とはいえ、きついことに変わりはなかった。
富士見台までの (勿論以降も) 沢山の起伏に早々から苦戦。前回の雪が残っているほどだった気温と比べるとかなり高い。熊笹山からの下りの後の登り返しがきつかったが、春霞ながら富士見台では富士山が見えた。
富士見台からの富士山を見ることがピーカンの本日の目的だったため、疲れもあり、数あるエスケープルートを思案しはじめる。ここまで 4km強、1時間40分。この少し先で八王子城方面からのハイカーさんがいらした。
だましだまし進むが無数のアップダウンに辟易する。夏にトレーニングがてら歩こうなんて考えていたがとんでもない。北高尾を初めて歩いたのは一昨年の9月だったが、よく歩けたものだ。それにしても光陰矢の如し。
なんだかんだ堂所山に近づいてきたが、予定していたバスに間に合いそうにない。で、思い出した堂所山手前の地図上にない「鞍骨沢左岸尾根→山下屋Go'sルート」と呼ばれているらしいルート。小さな小さな道標。
地図にない道とはいえ、薄いが踏み跡もあるし、白いテープもあちこちにあり、迷うことはない (数回道を外したがすぐに復帰)。下りきったところがバス停。10時15分到着。予定通り30分発のバスに乗車。合掌。
[ルート]