♩Linval Thompson - Rock Me in Dub

あー、かっこいい。Linval Thomson プロデュースの "Negrea Love Dub" の一曲目。ロッカーズ全盛の1978年の作品。ミキサーは不明だが、プリンスジャミーか、サイエンティストだろう。シンプル極まりない単調なベースラインを聴いていると「それ」以外は考えられなくなってくる。どこで読んだか、曲が持ち込まれたその場で作り上げられていたらしい。ほぼ即興演奏である。

ダブについては多く語られているのでそちらを参照して頂くとして自分でミックスをして感じたのは「キリがない」ということ。どこかで「キングタビー」がジャズを引き合いに出していた。南国の太陽さんさんな印象のレゲエだが「光が強ければ影もまた濃くなる?」、いや、影が濃いからこそ強い光が必要なのである。グレゴリーアイザックスも同トラックのダブを制作している。

♩Gregory Isaacs - Slum (from "Slum in Dub")
https://www.youtube.com/watch?v=AbnM0UabkbU