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世間は3月20日の春分の日がXデーだと騒いでいるけれど
こんにちは。
京都の奥座敷、レイキ発祥の地、鞍馬山にて日本古来の精神を目覚めさせる『伝統靈氣道』をお伝えしている、ねうです。
3月20日に春分の日を迎える。
なにやら、今年の春分の日はとても特別な日らしい。
あまり深く調べてはいないので、詳しいことはよくわからないけれど、今年の春分は、例年とは一線を画していて
「風の時代が本格的にスタートするタイミングでの最初の春分」だとか(あれ?それって来年じゃない?)
「アセンションの最後のタイミング」だとか、
「この日を境に本格的に地球の次元が二分化される」
といった情報が、調べていないのに、SNSやYouTubeなどでたくさん目に入ってきている。
そして、そういった情報が一貫して伝えているのが、「この日はとても大切な日で、どのようにこの日を過ごすのかが、これから先を大きく左右します」ということ。(少なくても、わたしの目にはいてきている情報からの個人的な印象)
でも、本当にそうなのかな?
なんて疑問と、ほんのりとした違和感が、ふわりとわきでてきた。
2020年ごろ、大好きでフォローしていた方が緊急インスタLIVEを開催しているのが目に入った。そのときはスルーしたのだけれど、後からまた、そのLIVE動画を保存していらっしゃるとの通知がフィードに飛んできた。
お料理を作りがてら、ちょっと聞いてみようという軽いノリで再生してみた。
初っ端から、なんとも形容し難い、違和感。
なんでだろう?
その人自体は、本当に素敵な方で(直接お会いしたことはないけれども)声も心地よいし、言ってらっしゃることとエネルギーに齟齬のようなものも感じない。伝えていらっしゃるメッセージも優しさや愛にあふれている。
それでも、「なんか、もう、こういう界隈とは、合わないなー」と感じた。あ、わたしが、ね。
それでも、その違和感の正体を知りたかったっていう理由もあるし、どんな話をしているのか気にはなったので、料理しながらラジオがわりに聞いてみた。
違和感の正体は結局わからなかった、というか言語化できなかったんだけれど。
印象に残ったのは、その人が伝えているメッセージが、結局2020年の頃と同じ内容だなあっていうことだった。
例えば、
「最近、いろんなことに違和感を感じ始めている人が増えていると思います」
「また、今年に入ってから、変化を感じたり、新しいはじまりに立っていると感じている人が増えていると思います」
「これからの地球では、魂に目醒めていく人、心の声に従う人が増えていくと思います」
「自分に嘘がつけなくなっていくので、今までの "お金を稼ぐため" だけのライスワークから、使命や天命を生きるライフワークへ移行する人が増えていく時代となります」
といった内容。
言っている内容自体は、別に間違っているとも思わないし、わたし自身もそうなっていくだろうなっておおまかには感じている。でも、ほとんど同じ内容のことを数年前にも言っていたよねって。思った。
そして、しみじみと感じたのだ。
結局のところ、人生の転換期みたいなXデーって、ないんだなって。
このわたしの意見については、少しだけ補足をしておこうと思う。
2020年に、わたしはスピリチュアル的な世界に興味を抱くようになった。今までもずっと目に見えない世界や精神世界には興味を抱いていたのだけれど、2020年ごろになって、海外でいうところの「ニューエイジ」的なスピリチュアルにハマったという感じだ。
その界隈では、風の時代とかアセンションっていうことをたくさんの人たちがいろんな角度から話していた。それこそ「今が時代の大きな転換期で、この時期の過ごし方で、これからも眠った状態で生きるのか、それとも自分の魂に目醒めて、軽やかに生きていくのかが決まります」といったメッセージが多かったように思う。
そのため、わたし自身、アセンションするための方法とか、見逃してはいけない日付とか、満月とか新月とかの情報を自分から率先して探しに行っていたし、必死に読みあさっていた。
今思えば、その行動は「この貴重なタイミングに乗り遅れたくない、置いてけぼりになりたくない」という不安や恐れからきていたんだなってことが、よくわかる。(業界的にも、悪気はなくとも、そういった不安や恐れを煽って自分たちのサービスや講座に誘導するような流れが多かったのかもしれない)
でも、その後の人生の中で、主観的にみても客観的にみても「停滞」とか「後退」としか思えないような出来事が立て続けに起こった。その頃のわたしは、強制的にスピリチュアル業界からだけではなく、職場やその他いろんな場所から身を引かざるを得なくなっていた。
自分ではコントロールすることのできない大きな流れのようなものがあって、それに逆らって泳ぐ気力はもうなかったわたしは、ただ流れに身を任せて、後のことは天に委ねるしかない。「ケ・セラ・セラ」みたいな感じだった。
そうして、流れのままに生きていた数ヶ月の後、改めて今までとこれからのことを客観的に整理したくて、友達に星読みをおねがいした。そしたら、驚くべきことに、わたしが「間違った選択」だと思っていた「流れに身を任せた先の場所」こそが、わたしが行くべきところだったことが星読みから判明した。
さらに、その「流れ着いた場所」でわたしが強制的に向き合わざるを得なかったテーマこそが、その当時のわたしの星読みにおいてのメインテーマだったのだ。
「え、流れに身を委ねて、『これでいいのかな』『こんなとこに来ちゃったけどいいのかな』『これ絶対間違いやん』ってずっと悩んでたけど、ちゃんとそれも含めて人生のテーマに沿って生きてたんやん、わたし。ちゃんと、星の流れそのままに、ちゃんと正しい道を進んでたんやん」
と気づいた。それがとても衝撃的だった。
要は、この例えでなにが伝えたいのかというと。
自分のマインド(意思)レベルで、なにをどうこうしようが、本当に向き合うべきテーマには、ちゃんと自然と向き合うように導かれていく。
人生に対してのコントロールや期待、執着を手放して、流れに身をあけわたして、委ねて生きていたら、自然と、辿り着かないといけない場所に、ちゃんと辿り着く。
だから、「来る特定の日」に向けて、乗り遅れないために、そして置いていかれないために、わたしはなにをしなくちゃいけないんだろうか?って焦ったり、不安になることは、全然ないよっていうこと。
わたしが『伝統靈氣道』で教えているレイキと人生の本質も、つまるところ、コレなんだ。
人生には、自然と同じようにリズムがある。自然には四季があるように、人生にも四季があって。大いなる流れとしか言えないような、そんな流れがある。
その「自然の流れ」に逆らわず、その自然の流れを受け入れ、委ねて、そして流れるままに生きていれば、間違うことも、失敗することもないと、わたしは思う。
もちろん、短期的に見たら「失敗だったじゃん」とか「絶対これ、間違えたよ」って思ってしまうことはある。でも、人生全体を通して、俯瞰的に眺めたときに、この「大いなる自然の流れ」に委ねて生きていたら、間違いも失敗も、ないよなって。
すべて起こるべくして起こったこと。
すべて経験するべくして経験したこと。
無駄も、遠回りも、なかった。
すべてが、振り返ってみれば、最善だった。
そんな風に、思えるようになっていく。
まとめ
星読みやエネルギーや、その他いろんな観点から見て「大切な日」や「特別な日」というのは確かにある。でも、その日に特定のなにかをしないと、アセンションや時代の流れに乗り遅れるとか、置いていかれるってことは、きっとない。
だから、恐れベースで情報をたくさん探しに行ったり、不安になる必要はなくて。
外の情報よりも、自分自身の内側の感覚。心の声を聞くこと。
ゆとりを持って、リラックスして、目の前にやってくることをただ淡々とこなしていく。
きっと、それだけでいい。
だって。
わたしたちの生きている日々。
その毎日、ひとつひとつが、きっと「特別な日」。
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.. 自己紹介 ..
幼少期から自己肯定感の低さ、ネガティブ思考、自分らしさがわからないといった「生きづらさ」を抱えていた。「人はなぜ生きているのか」「どうすれば幸せになれるのか」という問いに対する答えを求め、哲学・心理学・スピリチュアリティを探求し続ける。その結果、日本古来の精神性を思い出していくことこそ、苦しみを卒業して幸せに生きる方法であるという気づきに至った。
ヒーリングサロン&スクール "Soul & Self" を立ち上げ、これまでの学びの集大成である『伝統靈氣道』を通して、日本古来の精神性を目覚めさせることを天命として、京都・鞍馬山を中心に活動している。
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